saien日誌 10月

OCTOBER

畑で採れたもの

ししとう ピーマン カイエンペッパー 穂じそ ローゼル モロヘイヤ バジル トマト いんどささげ 三色インゲン オクラ ニラ ネギ スープセロリ バナナピーマン 甘長とうがらし なす シカクマメ コシヒカリ 黒豆枝豆 イタリアンパセリ さつまいも 芋づる 春菊 えごま

買ったりもらったりしたもの

トマト もやし きゅうり 人参 大根 柿 枝豆 レンコン キャベツ 長いも じゃがいも

ローゼルのガクを乾かす

~今月の畑まわり~

10月5日(水)くもり時々雨 穂じそならなんぼでもどうぞ

腰痛が続いているが、とにかく、ヘチマ水の回収と野菜くずを埋めに行く。隣の畑のKおじさんが、穂じそを頂戴という。うちで自慢できるほどできているのはこ の穂じそくらいか。塩漬けにするそうだ。うちは紫蘇ちりめんにした。塩漬けもやってみたい。ヘチマ水はすでにワインボトル3本目が満タン。いつまでとれる んやろうか。とれすぎて不安になってきた。たわし用は、水に漬けっぱなしにして皮を腐らせてむく。寒いからか7日たっても大きいものはまだあまり腐っていない。

10月7日(金)☀ 買った白菜を植える

白菜の育たなさには辟易している。もう、えいやっと、4株の白菜苗を門口種苗にて購入。全部で120円。安いもんだ。安けりゃいいってもんじゃないけど、できな くてもんもんとするよりは、いい。でもできるのかな。肥料無しだけど…。と、きのう苗を買ってきてベランダに置いたとたんに、トレーまきの白菜の芽が出 た。競争心か嫉妬心か知らんけど、今頃出るか~しかし。その周りに、あまっていて発芽率の非常に悪い、2年前のレタス類をばらばらと撒き散らす。全部出た ら、すごいことになる。が、出ないのだから、捨てるように蒔く。穂じそをまた収穫して今日はお隣さんが言っていた塩漬けにしてみる。真冬にかみしめたい。 贅沢なかんじだ。

10月8日(土)☀ 干した稲を脱穀して籾摺り

ベ ランダの物干しで十分に乾燥させた稲をついに脱穀。手作業で行う。籾付の状態でちょうど1.2Kgあった。植えたのが44 株だったので、1株につき30g弱の米粒がついていたという事になる。よく考えたらすごく少ない気がする。よく考えるとショックだけど来年はもっと分けつ させてがんばろう。前回は籾摺りがなんせ大変で、すり鉢と野球のボールでごりごりやったのだが、1合分籾をとるのに、何日もかかった。もう二度とやりたく ない。で、今年は精米機があるので、無理やりこれで回してみた(よい子はマネをしないように!)。きれいな玄米を得ることは難しいが、回せば回すほど、籾 が取れる。これはけっこう発見だとおもう。この方法があるなら、自家精米も夢じゃなくなるのだ。ただし注意しないといけないのは、3合の籾つき米を精米機 にかけたら、できる米はだいたい7割くらいになるということ。要は1.2Kgは、精米したら840gってこと…。1Kgにも満たなかった…。でもお味のほ うは…もちもちで、うぅ。ご飯だけで夕食になるくらい美味しかったのでした。10月9日(日)☀ 初芋ほり

今年の芋は、発芽させて、苗をつくるところからやった。周りの畑の苗植えからは、おくれること2週間ほど。ただ、苗は採れだしたらいくらでも採れることがわ かった。さて、肝心の芋ができていなければ意味がない…。緊張気味に試し掘り。それ以外にもItaminhosさんに頂いた、干し芋用という白っぽい芋も 掘ってみる。こちらは立派なものができていた。うちの自家苗の方は…小さいのがたくさんできている。小さい。まだ大きくなるんだろうか。なってほしいの で、1株だけ掘ってあとはまだおいておくことにする。チュニジアにいくまでには掘って、豆類の種まきをせねば。掘ったやつを、さっそく天ぷらにしてみる。甘くない。ジャガイモみたいだ。やっぱりしばらくは乾燥させておいたほうが甘みは増すみたい。ほくほくしてて美味しいけど。やっぱり甘くないと残念だ。10月12日(水)☀ 芋ほり&芋づる採り

豆 をまく畝を準備するために、干し芋用いもを収穫してしまう。ごろっと大きいのが2,3個ついていた。そして、地下道があった。地ねずみかもぐらがいたよう だ。ま、芋はかじられていないし、出来が悪いというほどでもないので、気にしないことにする。しかしけっこう地下帝国は広がっているらしい。手を突っ込む のがちょっとこわい。先日も、畑でヘビと遭遇したし。1匹は子へびで、畝にあいた穴から顔を出していた。1匹はオトナらしく、長かった。調べてみたらシマ ヘビだったのでほっとしたけど。サツマイモといえば、ツルも美味い。え~、所詮ツルでしょ~と思ったあなた。思ったより美味しいんですって。騙されたと 思って食べてみてね。腐らせたヘチマの皮をむく。洗って干す。持って帰ってくるの忘れた。

ヒヨコマメ

10月14日(金)雨 藁しごと周 りで田んぼをやってる方が、好意で藁をわけてくださる。ほんとうにありがたい。ここぞとばかりに人力でがんばって運ぶ。運んだって、置いとくところはない ので、ゴーヤヘチマのパーゴラにハザがけ状態で干しておく。去年の余ったやつと切り藁は、サトイモやショウガ、ジャガイモや大豆の根元に敷き詰めておく。 藁の香りは素敵で、植物もこれに囲まれていると幸せなんじゃないかなと、独断と偏見で、どんどんと敷き詰める。畑が、一面藁色になる。そこでタイムオー バー。予測されていた雨が降りだした。いそいでこの土日の収穫まで済ませて帰る。虫のフォースが弱まっている。感じるのだ。

10月17日(月)くもり 念が通じたはす向かいの畑に、たわわに実った柿の木があって、渋柿なんだそうだが、おおきくてめちゃくちゃおいしいそうな完熟した実がぶら下がっている。持 ち主のおじさんは、完熟柿にはあまり関心がないらしく、あのまま落ちてしまうのかと思うと残念でならない。と、2日前から思っていた(こっそり竹の棒で つっついてみたりもした)ら、ちょうど干し柿用に収穫に通りかかったおじさんの友達が、「お姉ちゃん、これあげよ。」と4つもその透明感のあるぱっつん ぱっつんの卵で言ったら7Lくらいの完熟柿を枝つきでくれた。幸せ。10月23日(日)くもりのち雨 遅れてやってきた旬

この期に及んで、トマトが最盛期を迎えている。大きさ、数ともに今年最大が、今日だった。シ カクマメも、三色インゲンもしかり。ニラもねぎも。ピーマンも。である。みんなマイペースなうちの畑の野菜たち。まぁ、それでいいのだ。カリフラワーの葉 の上で、えさ待ちしていたアマガエルがいたので、私がつまみとった青虫を与えてみた。数秒の葛藤ののち、ぱくっと食べた。けど青虫が大きすぎて、口から半 分くらいはみ出ていた。かなり苦しそうに3口くらいで飲み込んでいた。なんか悪いことしたかも。エゴマの穂がからからになってきたので、一部収穫。香りが いい。みょうがの根きりをしないといけない。