saien日誌 8月

AUGUST

畑で採れたもの

白ズッキーニ きゅうり インドささげ ねぎ 島オクラ 八丈オクラ にんじん ごぼう もちとうもろこし 中玉トマト モロヘイヤ ディル バジル スベリヒユ スターオクラ しそ ズッキーニ 三尺ささげ ニガウリ コリアンダー 三色インゲン にら みょうが 赤オクラ ピーマン 赤紫蘇 ルッコラ サンマルツァーノトマト バナナピーマン カイエンペッパー なす シカクマメ

甘長とうがらし ししとう ミント

白ゴマ

買ったりもらったりしたもの

きゅうり にんじん ごぼう 万願寺とうがらし すいか もやし ぶどう コリアンダー バナナ なす じゃがいも すだち 空芯菜

ピーマン

みょうがの花

TOPICS

8月31日(水)

台風が近づいてきて風が強くなっている。三色インゲンのネットを張っている竹の支柱がばきっと折れた。1人で作業中にこういうことになると、なんかむなしい。誰かに何かいいたい。あー折れたねぇとか、風が強いもんなぁ~とかそんなちょっとしたこと。かぼちゃも這わせてしまっているので、まだ片付けるわけにも行かず、とりあえずその場に倒しておく。かぼちゃができるまで?数ヶ月前まで生ゴミを埋めていたところの土を、秋冬野菜の畝に戻してみる。草木灰も入れてみる。いろいろ実験だ。

1 月 八朔 ゆかり作り 昨日は休んでしまったので、さぞかしりっぱなズッキーニになっているだろう、と、うきうき畑に出かけたが、唖然。収穫されている?!あるはずの2本のズッキーニがきれいさっぱり消えてしまっているではないか。今まで、腐ってしまって生らなかった事はあった。そのときは、しっかり黄色くなった実がそこにあった。しかーし。今日は違った。うちのはさみよりずっと切れそうなかんじでスパッと切られている。うー。まだ緑ズッキーニは収穫したことがない、3年越し初めての収穫のはずだったのに。恨みまぁーすぅー♪やわ。古いか。

2 火 休み

3 水 "昨日お休みしてしまったので、またもやうきうき出かけた。が、今日ははんぱなく暑い。ちょっとやる気でないな…収穫だけしてっと…あれ?とうもろこしのネットが!!50cmほど切れて、あぁ確かにこの方が収穫しやすいよねって…なんでやねん。こんなとこ切ったはずないし、おとつい来たときは気づかなかったけど、誰か昨日きたわけ?あぁ、やる気なくすわ、ほんまに。敵対してもいいことないやろうから、お願いですから、あなたと私の来年のためにも、種用に立派なのを完熟するまで畑で見守ることをお願いするお手紙でもつけなければなるまい。隣のおじさんいわく、夕方みなが帰ってからが怪しいと。ちょっとそのくらいに散歩いってみようかな。

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4 木 "もちとうもろこしのネットのつなぎ目のところが、なんか開いてる~。しかしまぁ、もちとうもろこしは今年はいつに無くよくできたので、もう盗られたのかどうかわからなくなってきた。あとは、立派なのは種にしたいけど、泥棒さんとどう交渉するかだ。初の緑ズッキーニもまだ小さいけど収穫してしまおう。大きくしようとするとまた悲しいことになってしまうかもしれないし。あとでスーパーで見たら、同じくらいの大きさのが128円だった。今年はナスも高いし、なんだかな。

巨大ひまわりが、種を落としだしたので、第1弾を収穫する。ひまわりの種が入ったパンを作りたい。洗って天日干しする。

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5 金 "怪しい雲行きやなぁ~、ま、大丈夫やろ。と畑についたとたん土砂降りになる。うちの畑には屋根がないので、人様の倉庫の軒先で雨宿り。30分くらいか。もっと長く感じたけど。しかし、こんなふうにただひたすら雨が止むのを待つってのも、たまには悪くない。目の前にはレンコン畑。大きい蓮の葉に雨水が次から次から溜まり、それが風に揺られて、ころころと葉っぱの上を転がって、あるときポロンっとこぼれる。まるで生きているように見える。私が芸術家だったら、これ、なんかインスピレーションを受けるなぁ~とぼんやり考えた。ぼんやりしすぎて、今日のメインのにがうりを収穫し忘れて、再度畑へいくはめに。

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6 土 旧七夕/上弦の月 休み

7 日 "日曜日なので、2人して畑へ。他の植物に影を落としているひまわりを伐採する。どうやら、その下にあるモロヘイヤに、虫が移っているようでよろしくない。葉っぱがすすけたようになっているし、裏返すと小さな茶色い虫がたくさんへばりついている。まだ、思う存分ねばねばを楽しんでいないので悔しい。そのひまわり、今回のは、種が紫色だった。

ジャスミン米を、実験的に陸稲で植えているのだが、今頃になって大半がねこじゃらしであることが判明。イネ科の判別はなかなか難易度が高いのだった。コシヒカリ、出穂を確認。"

8 月 立秋 休み

9 火 実家に来ている姪っ子のために、とうもろこしとトマトとスターオクラを収穫していく。うちの畑で採れたんやで~というと、結構食べてくれるのが嬉しい。今年はミョウガの出始めが早い。あっという間で、もう花が咲いているものが多く、葉も枯れている。上の畑のMさんに、それ枯れてんの病気ちゃうの?と言われるが、ミョウガはたくさん出ているし、特に問題ないと思う。せっせと収穫して甘酢に漬けよう。

10 水 上の畑の常連さんが、旅行に行って5日ほど留守にしている。また泥棒がきても困るし、せっせと通う。珍しく別のおじさんから声がかかって、お茶をご馳走になる。暑かったこともあったんだろうが、めちゃくちゃ美味しく感じた。イオンのはと麦ブレンド茶。思わず原材料をチェックした。原材料の1番に書いてあった「はと麦」ってどんな麦かな。作ってみたい。おじさんたちと盆踊りネタで盛り上がる。ほな今週末はお祭りで会おな!っておじさんすごい嬉しそう。こっちまで嬉しくなる。

11 木 幼馴染が、4歳の子供と共に畑に遊びに来た。トマトが嫌いで胡瓜が好きだそうだが、あいにく、トマトがたくさん生っていて、胡瓜は1本しかなかった。今年は胡瓜のできがあまりよくない。人参の種まきをしたところを踏みつけられた。子供にとってはどこが歩いていいか悪いかなんてわかりっこないのだ。麦踏効果で、丈夫な芽が出てくれるといいけど…。初ピーマンをひとつ収穫した。ズッキーニにウリハムシがすごい。

12 金 今日も午前中に畑へ。蚊が多いので枯れ草を燃やすと、その煙で蚊がマシになる感じ。畑が去年より生い茂っていると、昨日友達に言われたけど、こう暑いと草刈りもする気がしない。風呂桶にたまった水に手をつけるとひんやり気持ちがいい。赤紫蘇が切り戻し効果か、少し元気になってきたので摘んで、しそジュースと、おにぎり包み用に葉っぱの形のままで赤梅酢に漬け込んだ。こういう渋いものが美味しいと感じられるのが大人なんだなぁ。と思ったが、うちの3歳の姪っ子も梅干が大好きで、好きなものは?と聞くと、いちごとー、「昆布」が大好きやねん、という。いちごはいいけど、昆布がカッコイイ。

13 土 休み

14 日 旧盆/満月 午前中びっちり3時間草刈など。朽ちた木片や枯れ草を燃やすと、暑いのに楽しい。火って不思議。今年3つ目のかぼちゃを収穫。うち二つはゴミとして埋めたニュージーランドかぼちゃのこぼれ種。出身はどうあれ、かぼちゃは嬉しい。数ヶ月は放置して、涼しくなってからたべるつもり。その方が美味しいし、体も温まるという話。シカクマメがやっと姿を現した。大きくなるのを待つ。相方が、花の咲いた田んぼに水を運ぶ、ごくろうさまです(私してない)。午後は疲れでうとうと。

15 月

16 火 あれ以来、平和なものでトマトも安心して赤くなるまで放置している。ミョウガを収穫していたら、上の畑のMさんがうちはまだ花咲かんねやー、という。花が咲いたら収穫して食べると。うちは花が咲いてしまったらもうフガフガしてしまってだめだと思っていたのでびっくりした。それにしても今年はなぜか、ほぼ枯れてしまってミョウガは打ち止め。昨日今日と、夜に盆踊りがあるので、浮き足立って午前中に畑をがんばっている。

17 水 気がつけば、8月も半ばをすぎ、ジャガイモの植え付けが迫っていることに気づいた。ここんところ、連敗が続いていてジャガイモには自信がもてなくなってきている。もうちょっとゆとりのあるスペースで高畝でやってみたいのだが。夏の今の時期に空いているスペースで、前作にジャガイモと同じナス科が植えられていなかったところ…ほとんどない。前々作がジャガイモ、ほんとはよくないのだけど、それで勘弁してもらおう。暑い最中、高校野球をラジオで聴きながら整地する。上の畑のおじいちゃんもやっぱり、NHKで高校野球を聞いていて、畑全体がステレオ放送のようになっていて、ステキ。シカクマメ、初収穫するも、炎天下に置いていたら見るも無残にしわしわになってしまった。ベジコレの写真には載せられない。次回に期待。

18 木 休み

19 金 "なんとかわいいのだろう。ゴーヤなどのほったて小屋の中に、洗濯ヒモが渡してあるのだが、そこにアマガエルが一匹、ずり落ちそうな姿勢でとまっていた。 スズメが電線にとまっていたならわかるけれども、カエルである。これはシャッターチャンス!と急いでケイタイカメラで撮るが、目をぱちくりするだけで、ずっとそこから動く気配なし。まさかそこで獲物を待ってるん?色々と話しかけてみたけど、返事が無かったので、こちらから退散した。

上の畑のMさんが、手作りの「女性がスーパーで重いものを買い物したときに、レジ袋が手に食い込んでしまうのを防ぐための木製取っ手」をプレゼントしてくれた。こういうものは、ありがたくいただいておけばいいのだろう。きちんと、ファンシー紙袋にいれてくれるところが、紳士だなぁ。"

20 土 休み

21 日 雨がぱらつく中、混み合う畑の植え付け相談。ササゲがアブラムシにやられて、ずいぶん枯れているので、引き抜こうかと言う話になるが、新しくできてきている鞘は、元気が良さそうなので、枯れてしまった分だけを切り取って再生を図る。米がそれらしく稲穂を垂れだした。涼しいと蚊がすごい。相方の顔が蚊でぼこぼこしている。

22 月 下弦の月 明日は一泊の岡山旅行なので、今日中に収穫だけでも行っておこうと、夕方ふらりと出た。半そででも大丈夫やろう、と思ったが、実際はぜんぜん大丈夫じゃなかった。気が狂いそうなくらいの蚊の猛攻にあって、収穫もそこそこに逃げ帰る。

23 火 処暑 休み

24 水 休み

25 木 二日空けた後なので、収穫を楽しみに畑へ。なすが2本元気にできていた。あとは、インドササゲがびよーーーーんと垂れ下がっていた。長すぎ太すぎ。種とり用にしよう。地這きゅうりも稲の中にできていたのを気づいていなかったため、たくわんのように大きく黄色くなっていた。こちらも種とり用にしよう。とうもろこしに被せていた防鳥ネットを根気よくはずして、りユース、稲にかけておく。これで一安心。しかしすでに、所々虫に食べられている。ある時から蚊がすごい増えたと思ったら、腰につけた蚊取り線香が燃え尽きていた。やっぱり効いているのだとなくなって初めて実感した。雨が降りそうなので、じゃがいも植え付けがおあずけ。

26 金 今年最後の「夏休み子供科学電話相談」を聞きながら作業。汗が滝のように流れる。”なぜ、腹が立ったときにカチンと来るときと来ないときがあるのですか?”とは、いい質問だった。子供もカチンと来るとはびっくりだ。

27 土 なかなかの暑さの中、二人そろって畑へ。悲しいけど、ズッキーニはもう終わりにする。実ができたと思ったら、カビの花がふわっとできるの繰り返しで悪循環に陥っている様子のため。しかし今年は、白、緑ともに少しは収穫できたのでよしとしよう。来年は、もっとゆったりと植えてあげたいと思う。ささげも、蟻とアブラムシに占領されて、枯れてしまったので引き抜く。これで、冬野菜の場所が少し確保できた。相方が熱中症ぎりぎりの様子で木陰に駆け込んだ。私は毎日のことで慣れているが、普段会社勤めの人にはこの暑さはまずい。危ないところだった…。後しばらくはこの暑さが続くらしい。スープセロリ、一株だけ生き残ったやつが元気に育ってきて嬉しい。白ごまがはじけだした。パチンと鋏で切るときにもぱらぱらと落ちてしまうのでもったいない。

28 日 休み、精米機が来た!

29 月 新月 猛暑に備えて早めに畑へ行くが、結果として13時までみっちりやってしまった。民主党の代表選の様子をラジオで聴きながら草むしり。大根と白菜の第1弾を種まきしていたら、背後で羽の音。赤キビにすずめがとまっている!小麦のように食べられてしまってはかなわないので、いそいで防鳥ネットを、とうもろこしから移動。赤キビは初めてなのでどうなったら収穫していいのかまだ知らない。すずめが来るくらいだからもう食べごろなのだろうか、いそいで調べなくては。昨日、よく通りがかりに話しかけてくるほかの畑のおじさんが、キビとふかしたサツマイモを搗いて餅のようにして、ササゲのあんを包んできなこをまぶし、お接待で出していたのを思い出す、と言った。四国の人らしい。

30 火 秋冬野菜のスペース確保に費やす午前の3時間。ゴーヤ、トマトが最盛期。サカタでベビーキャロットと玉ねぎの種を注文する。玉ねぎの出来がよくないのは、種のせいかもしれない、と聞いたから。これでできるかどうかにかかっている。あぁ寒冷紗も買わなくてはならないなぁ。ブロッコリーとカリフラワーの種をポットに蒔いて白菜の寒冷紗の中に入れておく。

31 水 台風が近づいてきて風が強くなっている。三色インゲンのネットを張っている竹の支柱がばきっと折れた。こうなるとどうしようもない。かぼちゃも這わせてしまっているので、まだ片付けるわけにも行かず、とりあえずその場に倒しておく。かぼちゃができるまで?数ヶ月前まで生ゴミを埋めていたところの土を、秋冬野菜の畝に戻してみる。草木灰も入れてみる。いろいろ実験だ。