山カフェ&田植え準備

ほんとうは、今日は2回目の摩耶山登山&リュックサックマーケット出店の予定だった。食料品を販売するための許可証まで申請したのだけど、この梅雨空と、これだ!っという出し物がみつからず今回は止めた。また来月。で、そこに入ってきた、田植え手伝い求むのメール、よし来た!と飛びついた。六甲山の登山口にある山カフェ、ここにくるのは、3回目。今日はItaminhosさんの友人の田植え準備を手伝いに行くことになり、集合場所が、山カフェだった。節約して、少し遠いがJRの芦屋駅から上る。30分くらいか。雨がぱらつき湿度が高く汗だらだら。しかし山カフェは、洞窟状になっているので、しばらくしたらひんやり涼しくなってきて、気をつけないと雨漏りもしたりして冷たい。東京からきたルイ君も合流して、モーニングをいただき、どいぱんちゃんと、あゆみさんとたのしくおしゃべりしたあと、”ZRE”(幻のザイールの国際識別ステッカー!)カリーナで友人宅へ。

田植えの前に、苗取りという作業がある、と今回はじめて知った。畑のようなところで稲の苗を作る場合と、水田の一角で作る場合があるのだが、今回は、畑状だった。密集して育った稲の苗をぶちぶちと、丁寧に集めつつ、すごーくよく似ているヒエなどの雑草を除いて、ひと握り分ずつわらで縛るという作業をしばらくさせてもらった。いくらかは、根っこが千切れているに違いないのに、田植えすれば、元気に育つのだから稲って結構強いのだな、と感心する。軽トラにできた苗の束を積み込んで、ちょっと隠れ田っぽい棚田へ向かう。雨が降ってきたけど、田植えの作業自体には支障がないとのことで、続行。4枚の棚田のうちの1枚をルイ君とうちらの3人で植えていく。ここで役立つ「木枠」があって、これをガイドにして植えていくとまっすぐ植えられる。江戸時代の道具じゃないだろうか、という話。すごい。技術が進んでいるのか進んでいないのかわからない世界だ。19時、暗くなるまでになんとか1枚、4分の1反を田植え完了。ふとももの裏側が痛くなった。