hostel
いつまで、安宿に泊まり続けるのだろう。
先日も友達と話していて、インドの物価がもはや安くない、と私が言い
「ホテルが二人で3000円近くしたりする、そんなにキレイでもないのに」というと
友達は「安っ。」と言う。
いつまでも、過去の感覚を引っ張っていてはいけないのだ。でも、11日間の旅行で一泊が1万円のホテルに泊まったら、10泊で10万円するってことやから、それなりに、それなり。それやったらもう一回飛行機乗れるし。とか、思ってしまう、私。
いくつになったら、リッチな旅行ができるんだろうか。
一生無理な気がする。
しかし、ふたつくっつけてあるベッドの間からゴキブリがでてきたときは、明日はいい宿に泊まる!と宣言した。
前々回のスリランカで泊まった素敵な宿のようなものはなかったが、予想外に今回の旅行で一番良かったのはマドラスのYWCAだった。二人で3000円近くする(!)けど、建物は伝統的でかっこよく、緑あふれる広い敷地内にあり、なおかつ改装していてシャワーもぴかぴか、窓も最新で外の騒音がぜんぜん聞こえない。すばらしかったのだが、トイレの窓だけが、建付けが悪く、網戸もなく、蚊が入り放題だった。天井のファンが回る部屋で、寒くて夜中ファンの速度を落とすと、蚊が次から次へとやってきて、ベッドは最高のマットレスなのに、騒音も聞こえないのに、電気ベープみたいなのも点いてるのに、一晩中蚊に悩まされ続けた。
こうなったら次は、さらにランクアップして、エアコンの部屋にしないといけないのかな。エアコンは、勝手に冷やされる感じが、どうしても好きになれない。
刺されるか、冷やされるか。どっちも、いやだ。もう旅行に行く資格がないのだろうか、私。