台湾旅行、両親カメラ日記(6日目)

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6日目(5月13日)

T家族が帰る朝の散歩。おにぎりやさん屋台がでていたので、買ってみる。おばさん商売が上手で、トッピングの具をうまく加算されているところ。バリエーション豊富で嬉しい。日本にもあったらいいのに。

T家族を見送ってから、歩き好きのF家族三人で、台北からバスで1時間ほどの陽明山へでかけた。霧がたちこめていて幻想的、はいいが、暑い上に湿気がすごすぎて、のぼりはちょっと辛そうな母。

そのあと、有名な圓山大飯店を見学する。思ったよりざっくばらんな雰囲気で入りやすかった。ここでお昼ごはんとか、食べてみたかった気もせんでもない。

夜は、台湾の鍋?しゃぶしゃぶ?料理店に行く。ガイドブックに載っていた店だが、探すのに苦労してへとへとになった。

入ったらお客さんゼロで焦ったけど、美味しかったし、早かっただけのようで、そのあと、わりと席が埋まっていったのでほっとした。台湾最後の晩餐なり。

陽明山にはたくさんのハイキングコースがあり、バスでリンクされていて、そのゴール地点数箇所には温泉がある。桃源郷のような不思議な美しい景色が手軽に楽しめてオススメだ。わたしが選んだのは、二子坪ルート往復と冷泉坑の温泉。

前述のおにぎりやさんとまた別の店でオーダーした赤米もち米にぎり。中にはお肉や野菜やらいろいろ入れられて、これ一個でかなり満腹になります。ほんと、山にぴったり。

そういえば、むかし駅伝大会とかの日は、肉おにぎり”ばくだん”を母に作ってもらっていたなぁ。あれとよく似ています。

Fカメラ今日のお気に入り

冷泉坑の無料温泉。日本とかわらない。が、脱衣所は湯船の横のロッカーのみ。シャワーキャップをかぶるのがマナーらしく、ない人はなんと帽子をかぶっていた。わたしと母には誰かが置いていったやつをかぶるように常連さんに指示されたので従う。あとは、よく体を洗ってから入るようにとの指示もあり、これまた従う。やっと湯船に入ってはぁ~っと腕をこすったら、チッチッチッそれはしてはだめといわれた。周りを見回すと確かにだれもかれもジッとしていて足をもんだりとかしてないのだった。

朝の散歩で父と、路上でヤマモモを売っているおばさんを観察している。日本ではあまり売っているのを見かけないが、父は昔よく食べたようで懐かしがっていた。(Tカメラ)

お店の裏通りで、豆乳を作っているらしきところを発見した。日本に比べて豆乳が広く飲まれている国なので、愛用しているわたしには嬉しい。ちょっと甘くて薄いので無調整、ブラック派には違和感があるけど、これはこれで美味しい。なんせ毎朝つくってるんやもん。

前述、しゃぶしゃぶ屋のお好みたれ作り。にんにくしょうがねぎごまさとうしおしょうゆごま油みそ…結局全部入れみたいにしてしまった。これは楽しい~♪

誠品書店という人気の本屋さんの地下でお茶をする。店員の男子がすごい男前。一杯ずついれてくれるのはいいけど、お高いね~。意外とお茶を改まって飲む機会があまりなかった今回の旅行のしめくくりに。わたしたちのペースで歩き続けるとさすがに親は疲れるらしく、それが今後の課題。にしても台湾は家族旅行のしやすい国ベストじゃないだろうか。この調子で回れなかった台湾東部への第二弾ツアーを企画してもいいな、と思える旅行だった。

(おわり)