パン屋を探す Sousse

早起きして、パン屋を探しに行く。パンを売っているところじゃなくて、焼いているところ。まずは旧市街(メディナ)の中をカンに頼って歩き出す。さすが朝6時、あいているのはカフェくらい。パンを台車に乗せて、カフェに配達している人がいた。でもその働きっぷりに声は掛けられず。カフェでコーヒーを飲んでちょっと休憩してまた歩き出す。商店が開店準備をしている。店のかごにはすでにパンが配達されている。何軒かそういった商店を見かけたあと、女学生に、パン屋知らない?と聞いてみる。この15歳くらいの2人組みには、フランス語がほとんど通じなかった。彼女たちが連れて行ってくれた先は、軽食屋さんだった。惜しい。

またしばらくメディナの中を歩く。とある商店で、このパンはどこから?と聞いたら、丁寧に道順を教えてくれた。おぉ、このやりとり。フランス語講座が蘇る!

そして、その通り歩いていくと…いい匂いがしてきた~!かなり興奮気味。戸口から中を覗くと、間違いなくそこはパン工房。忙しそうにパン釜をのぞいている

お兄さんがいる。お金を渡して1つ買う。包みも何もない。アツアツのパンを手に持ったまま、店を出て歩く。思わずかじる。くぅう。そら、美味いわ。