くらりょこ旅行計画2019

ひさびさ、およそ一年ぶりのくらりょこ旅行計画です。


ふたりともそれぞれ今までなんとなく、とばしてきたこの国。

島国であることも、なんとなく謙遜しちゃう理由だった。

ではなぜ今回そんなフィリピンにしようかと思ったかというと、バナナかな。

こんな夜更けにバナナかよ」を読んだのは、それは偶然だったけど(読み応えあり!)

毎朝のように食べているバナナの大半がフィリピンからやってくるのだと知ってからかもしれない。

ほかにも、マンゴーやカカオ、ココナッツオイルもなじみ深いし、アドボという酸味のある煮込み料理も好きだ。

スペインに統治された影響の残る街並みはまるで南米のリマやなんかにもありそうな懐かしい感じ。スペイン語もいろんなところに残っている。

常夏なうえに今の季節は台風もなく雨もないようで、タイミングもよし。

わずか4時間半で着くならLCCでもいいだろう。

決め手には欠けるが春になると値段も上がってくるようなので決めてしまおう。

Facebookでお友達が、大阪からならマニラじゃなくてクラーク(アンヘレス)に飛ぶと安いと投稿していたので、それで調べてみると確かに安い。しかもうれしい関空の第1ターミナル発着!

他に選択肢もなさそうなので3日くらいたってちょっとずつ値段が上がってきたので購入。

参考図書

日本を捨てた男たち: フィリピンに生きる「困窮邦人」

水谷竹秀

脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち

水谷竹秀

地球の歩き方フィリピン―マニラ・セブ

地球の歩き方フィリピン

どこに行くか

フィリピンは7000以上の島からなる。と書きながらもまちがってないかゼロの数を数えてしまうが、そうなんだそうだ。でもそのうち無名の島が3000くらいってすごい。

わたしたちが迷っている、ルソン島かセブ島かミンダナオ島かパラワン島かって4つくらいで、それくらいなら全部行っとけよ、って気分になる。

が、しかし実際はそれぞれ見どころをピックアップしてみると12泊くらいではそこまでホッピングしてる場合でもないことがわかった。

今回はルソン島に絞る!苦渋の決断ではあるが。バナナはどうした!とツッこむあなたはなかなかするどい。日本に来ているメジャーどころのバナナはほとんどがミンダナオ島の大農園で作られているのです。それだけ豊かな環境みたいで、フィリピン第3の都市ダバオにある割れたドリアンからうにゅうにゅと人が出てくるモニュメントも気になる。

農薬による環境被害や労働搾取も進む一方、北西部をはじめ問題を抱えるイスラム過激派との和平合意も進みつつあるとのことだが、若干リスクもまだ大きい模様(危険情報はダバオを含むミンダナオ島2、中部以西は3)。もう少ししたら行きたいな。

ルソン島はやっぱりメインは棚田かな。北部の山岳地帯の棚田はアクセスが悪いが温泉もあるらしいし楽しそう。マニラも巨大なのでそれなりにみるところがありそうだし、古都ビガンをたずねたり、時間を作って南端まで行ってシュノーケリングもしようと思っている。どっかでバナナ情報が得られるといいな(バナナの何を知りたいのかって?笑)。

ビザ・パスポート

観光ビザは不要でアライバル時に30日もらえる。

今回Tのパスポートがあと2か月ほどで有効期限を迎えるのでネットで調べたところ、フィリピンは6か月以上残存期間がないと、入国できないとあったので、慌てて取りに行ったのだが、この情報がもう古くて、2015年7月~は帰国日まで有効なパスポートならOKだったことがわかった。ちょっと残念。いそいでいたので、証明写真もデジカメのくせにやけに高くて2枚1000円という写真屋で撮ったもの。半年以内の写真だったら良いので予定がある人はおちついて証明写真のボックスで撮るのをお勧めします。(おっちゃんに撮ってもらったら、撮り直しできないうえに、緊張する!)

映像

無国籍を生きる

http://unhcr.refugeefilm.org/2014/title/2014/08/2014m.php

難民映画祭で見た映画。

マレーシアのサバ州にフィリピンから逃れてきた家族たちの様子が描かれている。