Caucasus2016/Day6: Sighnaghi, GEORGIA >>> Alaverdi, ARMENIA

Travel

SIGHNAGHI

Food

ゲストハウスの朝食

落書きもグルジア語。

出てくる出てくる、大満足の朝ごはん。細いネギがポリポリとおいしい。

少し昨日よりは明るくなった町のバスターミナルへ向かう。Tは凍った坂道をスタスタと下りていってみえなくなった。実際私が着く頃にはバスは大方埋まっていた。

TBILISI

青トマトの塩漬けはつけている間にこうして赤く変色してくるのだという。

首都トビリシへ戻ってきた。今日は、アルメニアの首都イエレバンへ向かうつもりだが、直通のバスがあるかどうか定かではなく、駅に行ってみたり、バスターミナルに行ってみたり、タクシーと交渉したりしたがどれもうまくいかず。一旦ここトビリシで泊まって明日の朝出るという直行バスに乗るという話も出たが、今日中に少しでもアルメニアに入っておいたほうがおもしろそう、ということで、地図上の町を選んで、そこに行くミニバスを探した。ついになんとかなりそうなMarneuli行きのミニバスを見つけて乗車。そこから、国境の町Sadakhloまではシェアタクシー。国境で降ろされたときにはもう真っ暗だった。タクシーを背にあるき出した直後、運転手に声をかけられてドキッとしたが、支払ったコインに間違いがあったらしく足りないという申し出だった。真っ暗だったから、申し訳ない。

アルメニアは国境でアライバルビザが取れる。アルメニアの通過ドラムで払うと安いが、USドルに換算されると途端に高くなる。だけど、これから入る国の通貨はまだ持っていないから仕方なくドル払いする。ビザにはドラムの表記しかされていないのできっとあの為替差額はビザ係のポケットに入るのだろうな。という感覚が懐かしい。最近はそういう経験が少なくなった。

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無事にアルメニアに入国してから両替所で2日分のドラムを作る。その列に並んでいた英語を話すアルメニア人に、どこに行くかと聞かれたので、イエレバンに行きたかったけど遅くなったから今日はアラベルディに行く、と言うと、そこまでは何キロだからタクシーでいくらくらいだ、というような有用な情報をくれた。そのまま外に出るとタクシー運転手に囲まれて、いくらいくらというけど、完全にふっかけている。ふっかけているから、こちらは一歩もひかず、値段を下げてくるのを待つが、下がらない。一向に下がらず怒り出す始末。

なんか怖くなって、とりあえず国境から出て村の方へ歩いてみた。商店の前にたむろしていた青年たちに、またタクシーの値段ことをたずねてみたら、運転手の言い値と同じだったので、最初に教えてくれたおじさんの方が適当だったのかもしれない。

諦めずに追ってきたタクシーがいたので乗りこんだ。

アルメニア国境付近は道がめちゃくちゃ悪くて、穴だらけ、山道、真っ暗と三拍子そろったひどさだった上に、オーバーヒートするわ、ガソリンのメモリはゼロを切ってるわ、リクエストしたホテルは知らないわ、でさんざんだった。結局、アラベルディの町でほわっと灯りなんとかホテルという表示がみえたので、そこに停まってもらい、さっそく下ろして帰ろうとする運転手を、部屋が確認できるまで待機してもらった、というかお金を払うのをお預けにした。

ALAVERDI

かりんを砂糖漬けにしていたり、キャベツの塩漬けがあったり、とにかく保存食は豊富。

あんまり酸っぱくならないうちにもうたべきってしまうのだという。塩を入れて数週間キッチンに置いておくだけ。

チュルチヘラ Churchkhela

名産のクルミとブドウで作る、ザ・グルジアなお菓子。

まず、このように糸にクルミを通しておく。

鍋に、ぶどうジュースと小麦粉、砂糖をいれて煮詰めたものの中に、糸を通したクルミをボチャンとつけて、コーティングし、くっつかないように干す。

数日で乾いたら、できあがり。保存食として、ワインを作るのと同じ10月に1年分を作る。

ホテル

HOTEL LALVAR

バス・トイレなしツイン、1室25000ドラム(約2400円)

旧ソビエトっぽい建物。共同のシャワーやトイレはきれいに掃除してあるので問題なかったが、最初は入り口がわからずやっているのかどうかわからなかった。

Irenaという英語を話す看板娘が働いているので彼女でこのホテルは持っているようなものだと思う。

ホテルには何とか入れたが、あたりは真っ暗。レストランを聞いたら丘を上ったところにある、という。詳しい道順を聞くためにIrenaを探しに入った場所がホテルの食堂だった。いい匂いとおじさんが5~6人。そしてIrenaも一緒にキッチンで調理中。ラッキー、おじさんたちが一緒に食べようと言ってくれたので仲間に入って料理をする。アルメニア料理を作るところからできるなんて幸せだ。

チュルチヘラを干しながらゴミが付いていないかをチェックする、宿のおばさんが冷蔵庫から美味しいものを取り出しているところ。

Restaurant ASTORIA

いきなり玉ねぎを刻まされる私と、ジュリエッタマッシーナみたいでかわいいIrena。

急いでいるのだけど、妙にいろいろと手際が悪いレストランで、ちょっとイライラしながら、ヒンカリだけを頼んだ。大きかったことしか覚えていない。

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骨付きチキンとポテトの炒め

アルメニアのビール

もう一品はレバーのトマト煮込みだった。ワインやビールも私たちのために買ってきてくれた。

ラバッシュ Lavash

薄くて平たいアルメニアのパン