Moving2018

くらりょこ引っ越し計画、勃発

旅行計画も突然なら、引っ越し計画も突然やってくる。

今年からフリーランスになった我が家には、贅沢な部屋に住んでいることが少々ネックになってきた。というよりも、旅行で家を開けている間も家賃がかかっているならば、その家賃が少ないに越したことはないよね。それに、最近は物を集めすぎている。気分はモアシンプルにモアミニマムにと言っている。反面、この部屋にはもう10年近くも住んでいてたまには騒音騒ぎもあったりしたものの、窓から見える山や水鳥のくる池、何よりも長年借りている畑が近くにあることはかけがえがない。

そう、この畑は一朝一夕では作り出せるものではない。だから、畑のそばでもっと家賃が安くて山も見えるところを探していた。

そしたら、あった。それは私が子供の頃、叔父が新婚だった頃に住んでいた団地。昭和50年代に建設された団地だった。

この団地が去年から、DIYが可能になったという朗報を夫が仕入れたことから狭い古臭い間取りでもなんとかなるかもという気がしてきたのだった。

さっそく電話を入れて、部屋を見せてもらう。うん、今より狭いが家賃も3万円以上安いし山も見えているし畑にも近くなる、駅からも徒歩7分と悪くない。最上階の角部屋、強いて言えば、5階。エレベーター、なし。

私たちはまだ若い。多少の運動も必要。ゴミ出しはきっと夫の役目となるだろう。忘れ物したときは電話して上から投げてもらおう。

申し込みボタンを、押した。

小さいとはいえ、冷蔵庫を5階まであげるのは、引っ越し屋を頼むしかないだろうか。それとも屈強な友達がまかない目当てで来てくれるだろうか。わからない。だけど今、腰を上げなくては。

鍵受け渡し日まで、あと35日。

YOGAの日のこと