ブリコラージュ=あり合わせの道具や材料で物を作ること。日曜大工。器用仕事。転じて、持ち合わせているもので、現状を切り抜けること。(大辞泉より)
菜箸、おたま置き
キッチンで菜箸やおたまを置く用に、河原で拾った石を利用。
散髪
クッション
古着をクッションカバーにリメイク。
棚
家にあった板を利用して棚を作成。
この板はもともと「都市の恵み」として手に入れた。
おでん
――このお餅が入ったお揚げを巻いてるのは?
「かんぴょう。うちの畑で穫れたやつ」
ケーキ型
「クリスマス用にシュトレン焼いてん、これ使って」
とっておいてあったクッキーの缶を、ケーキ型として使用。
ネックウォーマー
パジャマにしてるスウェットは首が寒い。ハイネック買わなあかんかなあ、と思っていると、
「はい、これ」
いらなくなった服を利用して作ったネックウォーマー。
手首ウォーマー
寒いときは、手首を温めるといいらしい。いらなくなった靴下を切って、手首ウォーマーに。
――どう?
「いいやん、そういう服みたいやな。」
風呂掃除用スポンジ
4年くらい使っている風呂掃除用のスポンジがへたってきた。でも買い替えるのもなあ。安物を買ってもすぐにまたダメになりそうだし…と思っていると、風呂に靴下がぶら下げてあった。これをスポンジ代わりにするということ? 使ってみると、意外といい感じ。
――よく汚れが落ちる気がする。
「そう? アクリル製靴下を使ってみたんやけど。ちょっとはいただけですぐ薄くなってしまったやつを」
手作り餃子
今日の夕食は餃子。
――なんで餃子にしたん?
「だいぶ前に買った白菜を早く使わなあかんと思ってて。あとキャベツがひとつ100円やったからそれも買ってあったし」
――その組み合わせで餃子がひらめいたってわけ?
「こないだから皮を自分で作った餃子を食べたいと思っててん。で、今日は餃子にしようと思って、畑で新鮮なニラとネギを穫ってきた。ひき肉も家にあったし。強力粉は買いに行ったけど…。まあこのくらいは主婦として当然やな」
ベドウィンのパン
――あ、朝食のパンをホームベーカリーにセットするの忘れてた。どうしよう?
「こういうときは、ベドウィンのパンやな」
小麦粉と水と塩を練って生地を作り、裏返したフライパンの上に広げて焼く。
焼き芋イベント
――この週末、どうする?
「焼き芋やってるから、それに行きたいねん」
地域の催し。先着50名様の焼き芋をほおばり、松飾り作りに参加した。無料。
芋ようかん
忘年会に、芋ようかんを作って持参することに。
「何か持っていきたいと思って。うちの畑で穫れたさつまいもならたくさんあるし」
――包んでいる葉っぱは?
「畑の近くで拾ってきた柿の葉。はさみで適当な大きさに切ったらいい感じになったわ」
青トマトのピクルス
畑でたくさん穫れたものの、持て余していた季節外れの青いトマト。
――なんとかして食べられへんの?
「こうしたら青臭さが減って食べやすくなった」
農業雑誌を参考に、カレー味のピクルス状のものに。