先週末、教え子の披露宴へ。
18年前、
初めて卒業させた
教え子である。
その様子を今朝、
学級で紹介。
今の学級に置き換えると
18年後
12歳→30歳
担任
44歳→62歳
想像できない、、、
そんなことを
湯船で考えていた、、、
現在、
「向山型算数LINE」
というメンバーで
毎日のように
全国の先生からの
情報が送られてくる。
その中で、
山口県の林先生が紹介していたのが
写真の
『いちばんやさしい教える技術』
向後 千春著(永岡書店)
である。
読み返してみた。
すると、
「教え方のルール10か条」
が紹介されていた。
向山型算数と重なる部分が
いくつもあったので
紹介する。
1 熱意よりも、何をどうすればいいのか具体的な指示を。
向山型算数でも
「わり算の筆算」
のように、
「次に何をしますか?」
と順序立てて説明することがある。
プリントを何枚もさせることが
あってもいいが、
「何をどうすればいいのか」
「やり方」
を教えなければ
できるよにはならない。
2「教えた」かどうかは「学ぶ側が学んだかどうか」で考える
学びを教師側ではなく、
子ども側で考えたものである。
次の「3」ともつながる。
3 結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任
テストの点数が悪い
子どものバツの悪そうな顔
教師のしかめっ面
よくある光景である。
しかし、考えてみると、
「習得させる」
のは教師の仕事である。
いつの間にか、
「子どものせい」
にしてしまっていないか、、、
反省させられた。
4 上手に教えたいならコミュニケーション上手になる。
授業が上手い先生
がやはり尊敬される。
ただ、なぜか知らないが
「好きな先生に教えられる」
とその教科が好きになる。
なぜか、その教科が
できるようになる。
それは普段のコミュニケーションにも
現れる。
いつもしかめっ面では、
近づきがたい。
やはり、「笑顔」である。
コミュニケーションの基本は
やっぱり「笑顔」だと思う。
5 教えるときは相手をよく観察して相手の状況をつかむ
4月には、実態調査を行う。
今現在、どの程度の力を持っているか。
四則計算
整数・分数・小数など
それらの実態をもとに
授業を行う。
もしも、
「かけ算九九ができない」
児童がいれば、
6年生でも九九表を
与える。
ただ、プライドを持っている子もいる。
だから、一人ではなく
全体に与える。
「九九表を使ってもいいですよ。」
6 相手にとってちょうどいい知識を与える
授業で「?」が浮かぶ子もいる。
そんな時、
「写すのもお勉強です。」
の指示を出す。
黒板には、解が板書されている。
それを写させる。
今は写させているが、
いずれ、自分でできるようになる。
もしも、
問題を早く終えてしまった子には、
黒板に書かせる
スペシャル問題を与える
できる子も
できない子も
空白を作らない。
7 相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
算数の授業は
①例題
②類題
③練習問題
で組み立てられている。
例題で
未習問題のやり方を学び
類題で
やり方を用いて問題を解く
それを練習問題で
詰めていく。
これでできるかどうか
フィードバックをはかる。
さらに
8 相手にできるようになってほしい具体的なゴールを決める
授業の組み立て
④計算スキル
である。
自らコースを選択する。
2問コース
5問コース
10問コース
ここで
「100点をとる」
のが1時間のゴールである。
「できた」
という自信を持たせる
その後、
「やってみよう問題」
で力をつける。
9 相手の「心」は変えられないが、「行動」は変えられる
2月の段階でも確認を入れる
「下敷きをひいている人?」
「定規を使って線を引いている人?」
何度言っても
聞かない子はいる。
そんな子でも、
「特に算数は
素直な子が伸びる。」
と話すとさっと定規を使う。
下敷きをかりに来る。
叱責では変わらないが
ほめるなら
行動は変えられる。
もしかしたら、
ほめ続けることで
「心」も変わるかもしれない。
10 ゴールは必ず「行動」として設定する
算数のゴールは
「できた」
「できるようになった」
である。
その結果が
「テスト満点(150点)」
である。
本日、算数
「6年まとめテスト」
を行った。
テストを採点しながら
声をかける。
「〇〇、すごいなぁ。
分数ができるようになった。」
「面積図を使ったら
文章問題もできるようになった。」
「〇〇君、150点。」
やはり、嬉しそうに返っていく。
ヤンチャ君。
裏は、「5点」だった。
でも、表は「100点」。
すると、
「見て、見て、100点とった。」
とはしゃいでいた。
体育のできたと似ている。
算数の「できた」は
自分の伸びを
実感できる。
体感できる。
「教え方のルール10か条」
やはり、
教え方には、共通点がある。
よい教え方には。
PS
向山型算数で
平均点が
135点(9割)
を超えたのは最近である。
向山型算数セミナーに
足を運んで
8年余りかかった。
やはり、
「できる」が広がると
学級が落ち着く。
以前、
山口の河田孝文先生が
「学級経営の基本は算数」
と話されてたのを思い出した。
PS
学びの場を
得るためには
自分で動くしかない。
サークルへ行くのもいい。
県外の先生方の実践
を知るのは少し難しい。
そのチャンスが
3月、4月にやってくる。
もうしばらくお待ちください。