プロはいかにして生まれるか 14カ条
向山先生の言葉は、どの分野のプロの言葉ともつながる。
剣道の達人、
宇宙開発の達人、
落語の達人、
野球の達人、
エネルギー学の達人
漫画家の達人などなど。
すべてと繋がる。
昨日、立川談志『現代落語論』を読み返した。
やはり、向山先生の言葉とつながる。
14のつながりがあった。
◆落語家 立川談志
________________
①プロは身銭を切ることが必要である
◆向山先生
第3条 プロの技術を身につけたいなら
身銭をきれ。『向山全集2』P102
黒帯六条件
身銭を切って学べ。目やすとして百万円くらい
『プロ教師への道』P113
◆談志
とにかく寄席に行きたくてたまらない。
新宿の末廣亭に出かけ、一番前か二番目に陣取った。
おなかがすいてもお金がないから
深呼吸して我慢する
__________________
②プロは読書をする
◆向山先生
教師の世界に、あまりにもプロの技術が少ないのです。
いかなる文化も、
長い歴史の上になりたっているのです。
『向山全集2』P39
このような指導技術・方法は
いつの時代に開発されたのだろうか。
貴方が教育のプロならば、
ぜひ考えを示していただきたい。
『向山全集2』P43
このような教育文化を教師は学ぶべきではないか。
身につけるべきではないか。
それでこそプロなのである。
『向山全集2』P46
村山俊太郎の<尋六の学級経営案>や
芦田恵之助の<指導案>が身近に感じられ、
「先生もこの道を通ったのですね」と、
本当にそんな気がしたきたのだ。
『教師修業十年』P157
◆談志
落語全集は片っ端から読み漁り、
それに関係している新聞や雑誌記事は細大もらさず
どんなものでも目を通した。P80
____________________
③プロは師匠をもつ
◆向山先生
プロは一度先人から学ぶ。
または先人と闘う修業をこえて、
しかるのちに自分の道をつくっていくでのある。
『向山全集1』P29
どんな道でもプロになる道は同じである。
まず基本を身に着けること、
そのうえで、自分なりの工夫をしていくのである。
『向山全集1』P29
プロの高段では
「定石を身につけた後に定石を忘れる」という言葉がある。
『向山全集1』P33
プロにならうと、なぜ腕はあがるのか。
それは本手しか教えないからである。
『向山全集1』P34
すぐに使える技術をできる限り多く身につけること、
これがプロの最低条件である。
すぐに使えない技術を身につける努力をすること、
つまり修業を続けること。
これがプロの基本条件である。
『向山全集1』P96
◆談志
小さんは、私の師匠である。 P83
____________________
④プロは逃げない
◆向山先生
去る者は追わず、来る者は追わず。
いかなる事情があるにせよ、去る者は追うな。
「企画担当者10箇条」
◆談志
続けたくても辞めてく奴もいる。
談秋は面白い奴だったが……。
縁がなかったのかな。
___________________________
⑤プロにはリズムがある
◆向山先生
もし、授業に免許皆伝があって、
免許皆伝の条件を1つだけあげろと言われれば、
私は「授業にリズムがあることだ」と答える。
『向山全集76』P166
◆談志
いいか、落語を語るのに必要なのはリズムとメロディだ。
それが基本だ。
___________________________
⑥プロは、師匠のリズムで覚える
◆向山先生
人は自分の性格にあった教育技術を選ぶのである。
『向山全集74』P24
◆談志
坊やは俺の弟子なんだから、
落語は俺のリズムとメロディで覚えろ。
___________________________
⑦プロは目線を流さない
◆向山先生
子供と目線を合わせるのが、そもそもできない。
子供を見ているつもりでも「流れている」人がほとんどだ。
『向山全集74』P162
◆談志
客席の最後列の真ん中の上、天井の当たりに目線を置け。
きょろきょろする必要はない。
________________________
⑧プロは、真似する時期を通過して生まれる
◆向山先生
猿飛は 教師の技量を飛躍させる プロは物まねの名人だ
五木ひろしも森昌子も物まね名人だ
SNS 4月10日
◆談志
最初は俺が教えた通り覚えればいい。
盗めるようになりゃ一人前だ。
時間がかかるんだ。
俺がしゃべった通りに、そっくりそのまま覚えてこい。
物まねでかまわん。
________________________
⑨プロは、ライブで覚える
◆向山先生
ライブで見るのが一番いい。
『向山全集76』P170
◆談志
本だからそういうことになるんだ。
音で覚えろ!
________________________
⑩プロは、プライドを持つ
◆向山先生
絶対に劣ってならないのは、
統率者たるの責任観念である。
『向山全集3』P17
◆談志
たとえ前座だってお前はプロだ。
観客に勉強させてもらうわけではない。
あくまで与える側なんだ。
そのくらいのプライドは持て。
___________________________
⑪プロは、頭を下げる
◆向山先生
かつて向山洋一講演会のとき、
私の前に務めた石黒修氏に私が要求したことはたった1つ
「ていねいに礼をしなさい」ということだった。
『学級経営の急所』P219
◆談志
これは俺の趣味だがお辞儀は丁寧にしろよ。
きちんと頭を下げろ。
____________________________
⑫プロは、事実を指針とする
◆向山先生
教育実践の評価は2つ。
子どもの事実と自分自身の実感
「TOSS手帳」
◆談志
現実は事実だ。
そして現状を理解、分析してみろ。
__________________________
⑬プロは、声で力が分かる
◆向山先生
私は、電話の声だけで
相手の教師の力量が分かる。
『向山全集1』P111
◆談志
語尾を呑むな!
語尾を呑むなと言ってんだよ!
___________________________
⑭プロは、強烈な集団から生まれてくる
◆向山先生
教育の仕事の中でさまざまな形で鍛えられ
志高く教育の未来を作ろうとする教師が互いに切磋琢磨
する場としての、
すぐれた先達から学ぶ場としての向山一門。
『向山洋一教育要諦集 前書き』
◆談志
立川流は一家ではなく研究所である。
研究所であるから、
強い生命も生まれる。
_____________________________
他の道のプロとも、つながる。
◆剣道八段 松原輝幸氏 『最強の剣道』より
________________________
向山氏「プロは連続技が無意識にでる」
『プロ教師への道』P51
松原氏「私の剣先が相手ののどもとにあたる前に
相手が後ろにひっくり返ってしまうのである。」
_________________________
向山氏「プロの技術を身につけたいのなら身銭をきれ」
「新卒教師のための5か条」
松原氏「剣道が強くなりたかったらお金をかけろ」
_________________________
向山氏「人と会うのも、また勉強です。
「熱海合宿の講座にて」
松原氏「旅費をかけてでも
多くの相手と出会う努力をすることで
次なる自分の目標が見えてくる」
_________________________
向山氏「教育は格闘技である」
松原氏「剣道は打ち合いではなく、攻め合いである。」
_________________________
向山氏「私は、電話の声だけで相手の教師の力量が分かる。
『向山全集1』P111
松原氏「抜け出た実力を持った人は、
おおむね性格はおだやかで紳士的だった」
__________________________
向山氏「これは闘いです。
闘いですから勝たねばなりません」
『いじめの構造を破壊せよ』P30
松原氏「本気で勝利すべきときは、
油断せず、決して気を抜いてはならない」
__________________________
向山氏「プロは勝負やけした顔つきをもっている。
幾多の勝負をくぐり抜けた顔である。」
『向山全集57』P151
松原氏「小柄だが威厳にあふれる姿に緊張を
強いられたことを覚えている」
__________________________
向山氏「授業は芸術である」
松原氏「剣道は武道であると同時に芸術」
__________________________
◆はやぶさ 川口淳一郎氏
___________________________
向山氏「命はとられません 牢屋にもいれられせん
職もとられません」(2014.5.12のコメントより)
川口氏「びくついていては、世界に挑戦できない。」
___________________________
向山氏「3年生だから発言する。6年生になると発言しない。
という言葉は、ある種の怒りとともに、
ぼくの心に住み着いた。
今に見ていろ。6年生でも活発に、自由に発言する
場面をお目にかけてやると、
自分の心にしきりに言い聞かせた。」
『教師修業十年』P89
川口氏「どうして、はやぶさが成功したのか?
苦杯をばねにした意地があったからです。」
____________________________
向山氏「私は、子どもの事実を大切にしてきた」
『向山全集1』P4
川口氏「自分の目で見ろ!」
____________________________
向山氏「研究会は7・8名がいいと思っているから
宣伝などはしない。」
『向山全集48』P27
川口氏「小周りのきく小集団がよい」
____________________________
向山氏「私は教室での実践、学校での研究に没頭していた。」
『向山全集1』P1
川口氏「現場に行け!」
____________________________
向山氏「もっといいのは 鈍感になることです」
(2014.8.20 コメントより)
川口氏「信念を持てば、余計な情報を聴かなくてすむ。」
___________________________
向山氏「ぼくの代でおこなわれた仕事は、
やがて次の代の教師たちが
引きついでいってくれることであろう。」
『教師修業十年』P10
川口氏「こうすればできるという文化の血を
糸川氏から受け継いだのです。」
____________________________
向山氏「私は、たった一人で、そう、たった一人で
右の3つを解決するための行動を取ることにした。
誰もやってくれないなら、
自分でやるしかないと思ったのである。
これが、教育技術の法則化運動である。」
『向山全集39』P22
川口氏「協調性のすぐれた人物に、リーダーはいない。」
____________________________
向山氏「A・Bの方法でもできない子どもをどうしたか、という
1つ1つの仕事の積み重ねが必要なのである。」
『教師修業十年』P21
川口氏「新たな発見は、常に真否の瀬戸際にある。」
____________________________
向山氏「教室こそ、教育研究の宝庫だ。」
『向山全集31』P2
川口氏「研究者が仮説を作りだすことは、天職である。」
____________________________
◆京都大学 神田啓治氏
◆仕事術
_________________
向山先生
腕のいい教師は、仕事のやり方を身につけている。
私は無理な時間をつかっていない。
むしろ、時間を節約している。
それでいて、子ども、保護者、地域の方に
感謝されているのだ。
このような仕事をする人をプロという。
『向山全集55』P66
__________________
神田先生
時間のロスという意味でいえば、
これほどムダなことはないと感じさせられるのが
日本の会議だ。
P151
___________________
◆視点を示す
____________________
向山先生
私は、上達の方法として「黒帯六条件」を提案してきた。
プロの教師になるためには、
「六つの修業」をクリアしなければならないというものである。
『プロ教師への道』P113
_____________________
神田先生
私は新しい国に行ったときこそ、野次馬根性を発揮して
必ず「4つの場所」を訪れるようにしている。
それは、国立博物館と、その国の国教の総本山と、スラム街と、ストリップ小屋である。
_____________________
◆認めない存在
_____________________
向山先生
ある日、親切のつもりで全員の机の上に置いたら、
B先生という先輩の体育主任が
「向山はいらない学級通信を押しつけている。紙の無駄だ。」と
ビリビリにやぶいて紙くずかごに入れていた。
『向山全集55』
_____________________
神田先生
私は大学は国際基督教大学で、大学院は東工大だから
京大でも異端だったし、東大派閥・京大派閥とも縁がない。
それだけに、若い時からよく叩かれた。
______________________
◆困難に対してどう対応するか
_____________________
向山先生
腹をすえろ。覚悟を決めろ。
座標軸をはっきりさせろ。
どれだけ大変でも命はとられない。免職にはならない。
たいしたことじゃない。
『向山洋一教育現場の問題へのコメント集』
_____________________
神田先生
野次馬は、たたかれてもたたかれても。
へこたれずしぶとく生き残る。
1回や2回たたかれたぐらいであきらめてしまうようでは、
野次馬の資格はないのである。
______________________
◆人と会う
______________________
向山先生
人と会うのも、また勉強です。
「熱海合宿の講座にて」
______________________
神田先生
人と会うのを嫌がらない。
自分からどんどん人に会いに行く。
_______________________
◆野球選手 王貞治氏
_____________________
対象を細かく分ける
◆向山先生
跳び箱運動を極限まで近く分析し、
1つ1つの内容を吟味し、どうすればよいか考えた。
『向山全集14』P38
◆王貞治氏
バットの握り
①右手の薬指、中指、小指の3本でしっかり握ること
②次いで、
左手の薬指、中指、小指で握っていく
③両手の親指と人差し指は
バットを支えているだけである
④特に右手の3本の指は、
しっかり握りしめたほうが
各コースにバットがスムーズにでる
_______________________
◆森信三
_____________________
【教育】
◆向山先生
ぼくも子どもも全力を尽くしてなお、
目にもとまらぬささやかな変化しか生まれない。
そして、それは砂上の楼閣のごとく、
いくたびも崩される。
しかし、なんどでも、そうした砂上の楼閣を創る営み
ののちにしか、
そんな空しい行為の中からしか、確かな教育は生み出せない
のだと思う。 『教師修業十年』P63
◆森信三
教育とは流水に文字を書くような果かない業である。
だがそれが巌壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ。
______________________
【参観日】
◆向山先生
授業参観は、お子さんの顔が見える位置でしてください。
そうです。そうです。
先生に言われなくても自分が動いて・・・。
後ろから見てても、しょうがありませんよ。
『アンバランス』NO37
◆森信三
したがってそのためには、
たとえ教室の最前列まで出てこられても、
少しもさしつかえがないことなどもよく話して、
納得してもらうことが大切だと思います。
_________________________
【教師の読書】
◆向山先生
ダメな教師の共通項、
それは「教育の情報が狭い」ということである。
「本を読まない」「研究会に参加しない」から当然言える。
身銭を切って専門技量を身につけるということがないのである。
『向山全集55』P101
◆森信三
現在我が国の教師の多くは、
子どもに本を読ますどころか、肝心の自分がよまねば
ならぬ書物さえ、余り読もうとしない人が多いという有様
ですから、全く話になりません。
____________________________
【仕事の責任】
◆向山先生
伸びる教師は、前述したことの裏返しだが、
仕事の責任を回避しない人である。
「子どもがさわぐ」「子どもができない」ということの原因を
まず自分自身の問題として考える人である。
『向山全集55』P105
◆森信三
真実の教育は、
結局教師自身が、どこまで真剣に自分と取り組むか
という点にあるといえましょう。
_____________________________
【教師の夏休み】
◆向山先生
人と出会うのも、また勉強です。
(熱海合宿にて)
◆森信三
私は学校の教師をしている以上は、
夏休みに少なくとも、
何か1種類の研修会に出席することは、
ぜひとも必要だと思います。
______________________________
【掃除】
◆向山先生
子どもたちに「そうじをさせる」のと
「自分も入ってみる」のでは、子どもの見方が違ってくる。
子どもと一緒に掃除をしてみると、
「そうじをよくやる子」が目立つ。
『教師の仕事365日』P197
◆森信三
一切に優先する絶対的条件は、
掃除のさいには、「必ず教師が子どもたちと一緒にやる」
ということでしょう。
_____________________________
【誉めること】
◆向山先生
授業の原則 第十条 激励の原則
◆森信三
私の考えでは教師は、
子どもをむやみに叱らないこと
______________________________
【チャイム】
◆向山先生
「高松市の探し方」を教えようとしたらチャイムが鳴った。
「このまま続けて」「休み時間もやって」と言われたが、
終わった。
『あちゃら』No4
◆森信三
授業の終わりのベルが鳴ったら、
すぐに止める、ということです。
______________________________
■『統帥綱領入門』
___________________
黄金の3日間が1年間を左右する
◇『向山全集4』P13
新年度の最初の3日間、
これはその後の1年間を左右する重要な時である。
◇『統帥綱領入門』P122
とくに第一会戦の成否が内外に与える影響は
甚大なるものがある。
____________________
責任は教師にある
◇『向山全集4』P13
次々と起こる事件、授業中のおしゃべり、
宿題忘れ、けんか、けが、
毎日のようにトラブルは生じ、学級はその態をなしていない。
その責任は、教師にある。
◇『統帥綱領入門』
統帥の中心たり、
原動力たるものは、実に将帥にして、
古来、軍の勝敗はその軍隊よりもむしろ将帥に負う所大なり。
______________________
全力で学び、準備をせよ
◇『向山全集4』P14
それが嫌なら、最初から必死にならねばならない。
全力で学び、準備をしなければならない。
◇『統帥綱領入門』
統帥とくに作戦考案の実行は、
整さいなる秩序と節調を保ち、つねにその軌道を
逸脱せず、
円滑に目的まで到達するように実施しなければならない。
________________________
崩壊するのは教師の心構えの甘さにある
◇『向山全集4』P29
学級が混乱する原因はどこにあるのか。
技量よりももっと前のことだ。
教師の心がまえの甘さにある。
◇『統帥綱領入門』P32
戦争における勝利は、計画の巧なるより、
実施において意志強固なるものに帰す。
________________________
統率者の責任観念
◇『向山全集3』P15
統率者はしかし、すべてにおいて優越する必要はない。
しかし、たった1つだけこれだけは劣ってはならないことがある。
絶対に劣ってならないのは、統率者たる責任観念である。
◇『統帥綱領入門』P27
将師に欠くべからざるものは、
将師たる責任観念と戦勝に対する信念なり。
_________________________
号令と命令
◇『授業の腕をあげる法則』P14
号令というのは、一方通行の指示である。
これに対して「命令」というのがある。
◇『統帥綱領入門』P114
決心実行の手段としては、
命令のほかに通報、指示、教示、訓示、督励などがある。
___________________________
1時に1事を指示せよ
◇『授業の腕をあげる法則』P19
1時に1事を指示せよ。
◇『統帥綱領入門』P214
戦いは、1か所で勝てばよい。
____________________________
目的と目標を分ける
◇『調布大塚小学校 6年1組学級経営案』
目的と目標を使い分けているのだが、
ぼくは目的を最終的な意志的なめあてととらえ、
目標をそのための具体的な道標ととらえる。
◇『統帥綱領入門』P89
目的と目標を混同してはならない。
_____________________________
達意の文章
◇『向山全集54』P15
主語、述語を正しく書く、ということである。
◇『統帥綱領入門』P227
敗戦報告に名文を使うのは愚である。
______________________________
◆漫画家 荒木飛呂彦氏
________________
「つかむ」ための技術
◇向山先生
■最も良い導入は「できるだけ短い」ことである。
いきなり本論に入るのである。
『向山全集43』P88
■TOSS授業ライセンス
B表 1 授業の始まりの見事さ 10点
C表 1 授業の始まり(1分程度) 20点
D表 1 授業の始まり(15秒)のつかみ 10点
『向山全集74』P64
■授業の開始のときに
「きをつけ、これから3時間目の勉強を始めます。礼。」という
儀式をやると、「子どもは集中する」という
常識があるらしいが、
私が見た数十の授業儀式の中で、
子どもが集中しているのは、1つもなかった。
『向山全集78』P36
■「すぐに授業に入る」ということは、
問題に入るということである。
『向山全集24』P111
◇『荒木飛呂彦の漫画術』
「漫画を生かすも殺すも最初の1ページ」(P22)
「最初の1ページ目だけで、
これはこういう漫画だと、見極めができる」(P21)
「最初の1ページで読者の心をつかむ大切さを
肝に銘じざるを得ません。」(P22)
____________________
最初のつかみ方
◆向山先生
「D表の評価基準の1つに、授業開始から
15秒のつかみがある。
この項目を10点満点で採点する。」
『向山全集74』P214
◆荒木氏
「まず、絵柄はどんなものが魅力的か?
①きらいな絵
②変わった絵
③不気味な絵
④線のきれいな絵
⑤明るい絵
⑥エロい絵
⑦光が感じられる絵
⑧かっこいい絵
⑨逆に下手な絵
⑩見たこともない絵
⑪写真のような絵
⑫笑える絵
⑬動線が多くない絵
⑭女性しか登場しない絵
⑮子供しか登場しない絵
⑯石しか登場しない絵
_______________________
教育、武道、宇宙、落語、野球、軍隊、漫画。
超一流は、どの分野であっても、通じる。
私は未熟ではあるが、プロに憧れる。強く憧れる。
20代のとき、給料すべてをTOSSの本、セミナーにつぎこんだ。
電気代が払えず、電気を止められたことが5回ある。
真っ暗な部屋で、懐中電灯をつけ、『向山全集』を読んでいた。
悲壮感はない。楽しい楽しい時間だ。