三連休明け、
少し疲れたのでこれからお風呂へ。
その前に書斎にて、、、
あまりおすすめできないのだが、
車の中で読書している。
雑誌関係を
「信号待ち」
の時間に読んでいる。
なぜ、おススメしないか
以前、不登校の児童との
「交換日記」
を車で書いていた。
信号待ちで隣の車のスタートに合わせて、
アクセルを踏むと
前に停まっていたタクシーへ、、、
そんな思い出があるからだ。
そう言いながらもどうしてもしてしまうのだが、
今月号(2017年7月)の
『教育トークライン』
に次のような原稿があった。
P.68 新しくバージョンアップした向山氏の『教師修業十年』
「この新書保存版は、これまでの『教師修業十年』にないものが三つもある。
一つ目が吉永順一先生の解説文で、二つ目が教師修業十の原則であり、三つ目が学級経営の月別展開図である。」
写真の書籍である。
購入したものの、元々持っていた『教師修業十年』は読んていたものの、
新書版はまだ見ていなかった。
さっそく気になった
「教師修業十の原則」
を探す。
あった!
巻末で見つけることができた。
今回、その原則について書いてみる。
1 仕事をする時は大作主義で挑む。(P129)
研究授業で考える。
今週水曜日に校内の「検証授業」を行う。
社会科である。
指導案はA4で9ページ。
書棚から向山先生の指導案を探す。
「社会科学習指導案・研究経過資料(昭和55年)」
が見つかる。
その総ページ数
「35」
である。しかもB4サイズ。
子どもの実態分析に注目した。
自指導案は、八方位、47都道府県について、
「%」
の表記である。
向山先生の指導案は、個々人について、
「何ができ、何ができないか」
が一目で分かる〇×表記である。
大作主義にはほど遠い。
現在の指導案を「大作」に近づけるために考える。
①個人別一覧表示での児童の実態
②今回の単元についての事前調査
例 信長、秀吉、家康に関して児童が持っている情報
2 自分の研究をその時の課題に合わせる。(P129)
勤務校の校内研修テーマは
「言語活動」
である。昨年度まで「国語」のみであったが、
今年度から「教科指定なし」である。
そこで社会科を選択した。
言語活動は「社会科」だけでは成立しない。
国語や算数、道徳、時には体育でも
「鍛え」
が必要となる。
例えば、先日の平和集会で
「お礼の言葉」
が自学級の担当であった。
しかし、お礼の言葉の担当であることは伝えたのだが、
「誰が発表するのか」
について伝えず、
「だれでも発表できるように準備しておきなさい。」
と言っている。
当日も司会が担任(私)だったので、
「お礼の言葉を6年1組○○さん」
として発表させた。
もちろん、しっかり発表できた。
急に伝えてできるわけがない。
普段からの「鍛え」があるからである。
「読み聞かせ」が終わると、
(保護者が教室を出た後)
「お礼の言葉の練習をします。指名なしで。」
というと、数名が発表する。
それを評定していく。
それこそ、学校の課題としている
「言語活動」
に合わせた取り組みである。
3 極限の状況では、その子と自分という具体的なことしか存在しない。(P80)
担任は、子どもの側に立ち、保護者の側に立つ。
「子ども」にプラスであり、
「学級」にとってもプラスである。(学年も含む)
これが判断基準である。
ある保護者から前担任のクレームが寄せられる。
もちろん、同意はしない。
また、否定もしない。
「そうなんですか。」
と聞き流すだけである。
「〇〇先生は、廊下であってもあいさつしなくてもいい。
と言ってあります。」
それでも、
「そうなんですか。」
である。なぜなら、その子がそのことによって
「元気よく学校に通える」
ことが重要である。
学校に通い、そこで社会性を身につけて
「気づき」
があれば、いいのである。
数年後かもしれないし、数十年後かもしれない。
「学校に行かない」
という選択肢と比べた場合、どちらがベターかで選択する。
4 基本の上に一つ一つの応用を積み重ねていく。(P54)
基本を算数の授業と重ねる。
基本は「ノートの使い方」である。
①ミニ定規を使いなさい。
②下敷きをしきなさい。
③問題と問題の間をゆったりあけなさい。
今年度、それらを徹底した。
授業は相変わらず下手である。
そんな中、算数の平均点が上がった。
対称 平均146点
文字と式 平均139点
分数のかけ算 平均143点
分数のわり算 平均131点
分数のわり算以外は「平均90点」を達成することができた。
教師の基本を考えてみる。
「言葉を削る」
歳を重ねると話が長くなる。(そんな気がする)
できるだけ、言葉を削る。
国語の授業ならば
「漢字スキル10、右ページ半分」
算数の授業
「教科書56ページ。」
社会科の授業
「中部地方。(中部地方)」
体育ならば
「前跳び10回」
可能な限り言葉を削る。
その基本があって、様々な発問、指示が生まれる。
5 根本を変えなくてはならない。(P43)
根本を変える。
今年、「大きな声」を極力減らしている。
昨年の教室でも
「先生、急に大きな声を出すとびっくりします。」
と言われていた。
朝の挨拶など、特にびっくりさせるほどの
「声」
だったのである。
それを今年は変えた。
(まだまだ不十分であるが)
極力、大きな声を減らしている。
なぜか、
「聴覚過敏」
の児童がいるからである。
音読や歌でも、少し騒がしくなると
「耳をふさぐ」
様子が見られる。
すぐに、目線を合わせ
「ごめん」のポーズ
をする。(担任が)
声だけでなく、
工事の音、
机やいすのガチャガチャする音も
同じように耳に入ってしまう。
我々のように
「人間の声」
をアンテナを合わせて聴くことができない。
向山先生は、
「ぼく死にたいんだ。」
の林くんのために、これまでの
指導法を捨てたと書いていた。
(教師修業十年をお読みください)
片桐氏は、場面緘黙の児童を担任した際、
「列指名での音読」
をやめたと話していた。、
そこまでの境地には、立てていないが、
「子ども」を変えるためには、
時には、
「教師」が変わらなければならない。
以上、今回は「5」までにしておく。
PS やはり、本は良い。
様々なことに気づかせてくれる。
「教師修業十年」
を書斎の目の前に置き、
「毎朝」
読んでいる。
1章読むこともあれば、
数ページの日もある。
不思議だが、
「その時にあった内容」
に出会うことができる。
そんな本に出合えるといいのですが、、、
昨日は、娘(高校生)の応援へ。
少しくたくたになりながらも、
「娘のデビュー」
を妻の2人で楽しみました。
今日もいつもの書斎にて、、、
2週前に書いた
「教師修業10の原則」
続きである。
6 教室にあらわれる子どもの欠点は、自分自身の力量の不足による。(P132)
算数で悪い点数をとる。
国語で「50問テスト」の結果が悪い。
ついつい
「子どものせい」
にしてしまう。
夏休み前に行う
「漢字50問テスト」
練習なしでテスト
「学級平均84.1点」
であった。
今年度は、漢字スキルの
「1週間のシステム」
に復習テストを実施していた。
既習のスキルのページを国語ノートへ
再テストした。
そんな復習をしての結果である。
(ちなみに漢字○ページの宿題は行っていない)
やはり、「欠点」を補うための手だてが必要である。
まだまだ、30点台の児童が2人、50点台が1名いる。
その手だてが必要である。
以前、高校の顧問が言った言葉がある。
「試合に勝ったら選手が良かった、
試合に負けた監督が悪い。」
7 どの人間にも可能性がある。信じる頑固さと具体する執念を失わない。(P108)
子どもの可能性を生かすも殺すも教師次第である。
「どの人間にも可能性がある」
「日記」がある。
4月の段階ではひどい。
「太郎君とゲームをしました。
〇〇というゲームです。
勝ってよかったです。」
それでも、書かせ続けます。
国語の授業で、
「作文の書き方」
を教えます。すぐには変わりません。
それでも続けます。
日記を好きになる児童は2割程度です。
その中でも毎日続けます。
コメントを書き続けます。
女子の半分、男子の数人が
夏休み前から少し変化します。
100回の努力です。
でも、変化しない子もいます。
そんな児童と格闘しながら、
3月を迎えます。
その時には、
原稿用紙の1枚程度
は簡単に書く力がついています。
内容に差はありますが、
「量」を書く力はついてます。
全員です。
いやがられても、
きつくても、
子どもの可能性を信じて
続けていくのです。
8 能力差が消え、どの子も学習に熱中する授業を組み立てる。(P58)
これは、間違いなく「追試」です。
自分のオリジナルでは難しい。
(まだ、そこまでの力量がありません)
「口に二画」の授業。
6年生でも、職員相手でも夢中になって取り組んでいました。
「長く長く書く」の授業。
ノート数行から1ページ、2ページと
評定するごとにどんどん増えていきます。
体育の「どんじゃんけん」。
男女が「どんっ」と声をかけながら、
両手を合わせてじゃんけん。
もちろん笑顔で。
このような熱中する授業は
「追試」
である。
先人に学び、
それを追試することで
自分の中に落とし込んでいく。
いつか、そんな授業を
1つでも生み出すために。
9 プロの力は技術である。(P112)
「プロ」である。
経験年数
年齢
出身大学
に関係なく、
「技術」
を持った教師と持たない教師が存在する。
向山先生が
プロの手前、
「初段程度の腕」
として以下の項目を示している。
①遠足のバスの中で子どもが何時間でも熱中するゲームを5ついいなさい。
②全校を集めた時、30秒ぐらいで全員を集中させる方法を5ついいなさい。
③かけ算九九の指導方法を5通り言いなさい。
④毎日、15分位、1週間練習して、逆上がりができない子をできるようにさせる方法(成功率8割)を2ついいなさい。
⑤名詞・名文を楽しく短時間で暗唱させる方法を2ついいなさい。
⑥向山式跳び箱指導以外に全員を開脚跳びができるようにさせる方法を3ついいなさい。
結構、難しい。
1項目でもできれば、
「学校NO.1の教師」
であるはずだ。
10 教育の構造に通じ、それにせまり、そして越えていく事実を作りだす。(P226)
一番苦手としている部分である。
現段階で言えば、
「新学習指導要領」
である。それらを理解し、
自らの実践に生かす、
必要がある。
先日、校内研修で
「検証授業」
を行った。
「言語活動」
に重点をおいたテーマだったので、
社会科「集合知」
の授業を行った。
子ども達がテーマについて、
調べ、
質疑応答を行い、
まとめる。
授業である。
その中で、新学習指導要領から関連する項目を探した。
・・・・・・・・・
(2)我が国の歴史上の主な事象について、学習の問題を追求・解決する活動を通して、次の事項を身に付けることができるようにする。
・・・・・・・・・
「学習の問題を追及・解決する活動」
と
「集合知」
の授業を関連づける。
まだまだ、弱い部分であるが、
逃げずに高めていかなければいけない。
以上が
「教師修業の10の原則」
である。
やっと、最近、
「自分の実践」
で考えるようになってきた。
堂々と
「プロ教師」
と言える日に近づいている。
PS「所段程度の腕」
として紹介した6項目。
「自分はどうだろう?」
と思い、
先日、
ノートへまとめた。
一気に書きあげることはできず、
調べながらの作業であったが、
「初段程度の腕」
について、まとめることができた。
やはり、
「振り返り」
は必要である。