W明けの月曜日。
母から電話があり、
「宮古島のお土産」
を受け取り帰宅して、
4畳ほどの書斎にて、、、
1時間目は、漢字スキルを終えて、
図書室へ。
やっぱり、GW明けは、
児童にも「疲れ」
が見える。
ちなみに教師にも・・・
読書も
「好きな本」
を読ませていたらつまらない。
そこで、
「今日は、パートナーの選んだ本を
読みます。
その感想を今日の日記に書きますよ。」
と指示をした。
いつになく本選びに時間が
かかったようだ。
それぞれが席につき、本を渡す。
なかなかいい雰囲気である。
今回も
「日記に書きます」
というように、学級では
「日記」
を書かせている。
日記も空いた部分にちょこっと書く
のではなく、
「日記帳」
を一人一人準備している。
以下のように日記について確認を行った。
※学級通信「Snyper」7号(4月10日)より
先週、「日記」を課題としました。その中で、
「1学期が終わるころには、1ページが楽々書けるようになっていてほしい。」
と伝えました。普通に書いていても難しいです。細かいステップがあります。
まず、レベル1 「毎日書く」です。
週末は金土日と三日間書きます。それを習慣化していくのです。
昨年の教え子で、病気で「出席停止」にもかかわらず、「体調が良かったので」と日記を書いた子がいました。(その子の日記は7号まで到達しました)
次に、レベル2 「長く長く書く」です。
長く書くにはコツがいります。キチンと授業で行います。
何よりも「長く書こう」と思うことが大切です。意地でも長く書く、と毎日毎日自らの「1ページびっしり」を課題としていた子もいました。
それ以降もあるのですが、また時期が来た時に紹介します。
今回は、「レベル2」に近づきそうな日記を紹介します。
ということで、日記を紹介した。
テーマは初日だったので「自己紹介」。
(〇〇さん)
○4月7日「自己紹介」
ぼくの名前は、〇〇〇〇です。ぼくは、4年生の時に広島県から転校してきました。でも、1,2年の時は、北海道の小学校に通っていたので、◇◇小学校は三校目です。
生まれは沖縄で、その後、福岡、沖縄、神奈川、北海道、広島、沖縄という順に住んでいました。
ぼくは、ピアノとそろばんを習っているので、その二つが得意です。読書をするのが好きなので、150冊以上読みたいです。
3年生と幼稚園の年中に、妹がいます。
一年間よろしくお願いします。
(担任)3分の2ページほどの紹介です。いろんな土地の良さをどんどん吸収してきたことがわかります。具体的に都道府県名を出すことで、読む人(自己紹介では聞く人)がイメージしやすくなります。
紹介する基準は、
「長く書けているか」
である。
紹介するとき、
「いい内容だから」
という場合と、
「次の課題」
という場合とがある。
その後、何度か日記を紹介し、
5月1日の学級通信Snyper49号より。
「先頭集団」として紹介した。
〇4月26日「雑学」△△さん
私は1週間に3日ほど雑学を調べてノートに集めています。
いまノートにある雑学は、128個です。それでもノートの10分の1ほどしかありません。私が雑学を集め始めたきっかけは、5年生の時私は雑学係をしていて、週2回雑学クイズを出すということをしていたことがきっかけです。お気に入りをここで3つほど紹介したいと思います。
1.ゴボウの花言葉は、「いじめないで」
2.じゃがいもは病気の原因としてさいばんにかけられて、有罪になり火あぶりのけいになったことがある。
3.嘉手納町の町花にもまっているハイビスカスの花言葉は、びみょうな美しさ。
この中には植物のことしかないけれど、動物、食べ物、道具・・・とジャンルはさまざまです。
卒業するまでに、ノートの半分くらいまで雑学をうめつくしたいです。
今回は、
「詳しく書くこと」
「調べて書くこと」
をねらいとして紹介した。
毎日、日記を書くことだけでは、
力はつかない。
そこに
「プラスα」
が必要である。
それが
「授業」
である。
社会科の授業では、
イラストから、
「わかった事、気づいたこと、思ったこと」
を何十個も書かせた。
(学級合計で500個をこえた)
道徳では、
「子どもが得か、大人が得か」
「学校のろう下は走っていいか」
で討論を行い、
自分の意見
反対意見
まとめ
を書かせた。
国語では、
発問に対する意見には必ず
「理由」
を書かせた。
その他教科でも、
「書く活動」
を組み込んでいる。
そんな中、GW明け
ある子が2ページも日記を書いてきた。
「香港」への旅行についてだったが、
次のような日記を書いてきた。
〇5月6日「香港と日本の違い」▢▢さん
2年ぶりの香港でぼくは、改めて感じた事が、3つありました。
まず、1つ目は、漢字です。ぼくたちが日本で使っている、漢字と、香港で使っている漢字が、日本には無い漢字と、日本にもあるけど、びみょうに違う漢字がありました。気づいた漢字を1つ紹介したいと思います。例えば、日本にもあるけど、少し形が違うのは「英」です。日本では、「英」だけど、香港では、草かんむりのまん中が切れて、「 」となっていました。このような漢字がたくさんありました。
2つ目は、1階建ての平屋が一つも無いということです。その理由を調べてみると、沖縄本島の面積1208k㎡に対し、香港は、それより小さい1104k㎡でした。さらに、人口は、沖縄県が、約140万人なのに対し、香港は約730万人でした。このことから解るのは、沖縄より少しせまい土地に、沖縄の人口の約5.2倍の人が住んでいるという事です。土地が狭いので建物を高く建てる必要があることが解りました。
3つ目は、前回行った時に気づいたことですが、香港では、発行している銀行によって、同じ、10$や20$でも、デザインが違うということです。日本では、日本銀行が発行している1種類のみなので、同じ金額でもデザインが違うのは、ぼくは、とても不思議でした。
今回の香港旅行で、色んな事を学べて、知ることができて、良かったです。次の旅行も、とても楽しみです。
すごいでしょう。
ただの旅行の楽しさから、
「調べる」
「比べる」
まで広げています。
もちろん、これも学級通信で紹介する。
このような日記が生まれるのは、
やはり、
「毎日の積み重ね(日記)」
と
「授業」
である。
現在進行中の学級の
「書く指導」
を5月27日の
「郵便セミナー」
で紹介する。
昨年度の指導と今年度のここまでの指導から
「書くこと」
は、
「学級経営」
でも生かすことが出来る。
それも含めて講座でお伝えする予定である。
申し込みは以下へ
PS 今週末に作文の授業を行う予定。
「書きだし」の授業である。
実際に子供たちの作文「春の遠足」を使って行う。
①今日僕は、春の遠足でかでなドームに行って遠足しに行きました。
②楽しそうで死にそうだった春の遠足に行った。
③今日、春の遠足がありました。
④「パーーン。」
ボールの音が聞こえた。
⑤4月28日に春の遠足でかでなドームに行きました。
⑥「はぁ~めんどくさいなぁ~。」
上記の書きだしを使って、授業を行う。
向山実践の追試である。