昨日まで教育実習生を
学級に迎えていた。
放課後、実習生から
子どもたちがノートにサインをもらっていた。
子どもたちへのメッセージに
「必ず教師になります」
と書かれていた。
よい時間になったようである。
20数年前の教育実習を思い出した。
母校へ。
4週間で4学級をまわる。
120名を越える児童。
実習前に学級の写真をいただいた。
学級に入る前に、名前を覚えた。
全員の名前を覚えることで必死だった。
授業のことは、あまり覚えていない。
運動会の練習。
子どもたちと遊んだこと。
そんなことばかり、覚えている。
黄金の三日間と
今考えてみると同じである。
出会いのときに
子供の名前を覚えること。
それ以来、ずっと続いている。
実習最終日。
10分ほどのお別れ会。
学級委員から寄せ書きのプレゼント。
お礼の言葉の後、
「〇〇先生と過ごしてみての感想を指名なしで」
と指示する。
「保先生よりも、○〇先生の授業がわかりやすかったです」
「一緒にパーティができて楽しかったです」
などなど。
全員が発表できた。
何も手を打たなければ、
「指名なしで発表」
ができるのは、5,6人である。
4月から「手」を打ってきたからである。
「発言耐性」をつくる。
様々な場面で発言する
「機会」
を与える。
簡単な発言でいい。
「昨日、何時に寝ましたか?」
「週末、一番楽しかったことは?」
発言することを「当たり前」にしていく。
それをくり返しながら、
「指名なし討論」へのステップを踏んでいく。
実習生が自学級のことをこう言っていた。
「自己主張が強い」
もちろん、「騒がしい」クラスである。
ただ、全体の場で
自分の考えを伝えることができる。
育ってきた証拠である。