小学校へ入ると「あいさつ」の声が響く。
もちろん元気な声である。
控室で説明を受けた後、体育館へ。
気持ちの良いあいさつ、歓迎の言葉で迎えられた。
何よりもびっくりしたの「校歌」だった。
伸びやかな声が響く。
口もしっかり開き、顔で歌っている。
あいさつをする児童一人ひとりの声も通る。
ふと子どもたちの座り方を見ると、全員が「体育座り」である。
間違いなく全員である。
1年生から6年生まで全員がピンとした姿勢で座っている。
その理由は教室にあった。
名前を呼ばれたら「はいっ」と切れの良い返事。
担任の先生から「姿勢」や「足の置き方」に指示がとぶ。
子どもたちの反応が早い。
指名されてからすぐに何らかの意思表示をする。
もちろん、分からない場合もある。
その時も「わかりません。」と即意思表示をする。
ここが一番の違いだと感じた。
また、答え方も徹底している。
「○○a。」
ではアウトである。指示が飛ぶ。
「最後までちゃんといいなさい。」
「○○aだと思います。」
沖縄の子どもたちは単語のみ、または「指示語」での会話が多い。
「それとって。」
「あれ何だった?」
この文末までちゃんと言わせることも言語活動、語彙を増やすことにつながる。
1、2時間目 社会「秋田と沖縄の気候、文化、特産物」
教師が一人を指名して答えさせると、指示が入る。
「つながてください。」
子どもたちが次の児童を指名する。
どんどんつながるが、そこには教師の意図はない。
全員が発表できる保障もない。
挙手した児童を中心に指名するので、いつまでも発表しない児童が存在する。
もちろん、全員に手を挙げさせるように教師がつめるが、やはり発表者が偏ってしまうように感じた。
児童の声が通る。
朝も感じたことであるが、やはり通る。
もちろん、小さい声の児童もいる。
それも引き上げる。
「今の3倍で。」
周りの児童が空気を作り出す。
「張りのある、大きな声がかっこいい。」
それを追いかけるように沖縄から来た児童の声量もアップした。
時間が残ったので算数プリント。
「朝一プリント」
と呼ばれている。
今回は、文章題2問。
現単元の復習プリント。
単位量当たりの大きさを比べる。
「3けた目を四捨五入して比べます。」
それでさっと動く。
動けない児童の数が少ない。
2,3人である。
取りこぼしが少ない証拠である。
それでも筆算で止まる子がいない。
やはり、確実に各学年、各単元でしっかり身につけている。
3時間目 算数。
前時の確認後、本時の確認に入る。
放課後に聞いたところ、進め方が決まっているそうだ。
本地の課題確認○分
思考○分
学びあい○分
練習問題○分
まとめ○分
「本時に何をするかしっかり確認して授業をする。」
と話されていた。
「ゴールを見せて授業を行う」とも。
教師の指示。
「つなげてみてください。」
という指示以外にも、
「聞いてみて。」
「説明して。」
「あれ、ほしい。」
「自分でぶつぶつしゃべって。」
など。
一つ一つの指示が短い。
授業の中で「長い」説明は聞かなかった。
児童に話させるような組み立てだった。
T2の役割もちがう。
隣の教室を見ると、板書はT2が板書。T1は児童の対応を行う。
しっかり役割分担がなされていた。
だからと言って、黙っているわけではない。
必要とあれば、指示する。
さきほどの、
「自分でぶつぶつ言って。」
もT2の指示である。
だからと言って、打ち合わせがあるわけではない。
授業前に進め方を簡単に確認するだけである。
それでも、授業が流れる。
授業の内容がシステム化されているからだろうか。
4時間目 英会話