教師修業は裏切らない
それのみが、教師の実力を向上させます。
但し、評価の基準が大切です。自己満足は堕落のもとです。
自分で、自分をごまかすことはできません。
嘘の報告では自分は感動できません。
それまでの自分のカラを破るような事実が生じたときこそ、「腹の底まで、ズシーン」とくるような手ごたえを感じるのです。
胸がキュンとなるような、目の前がボーとかすむような感動を味わう。
それこそが、本ものなのです。
教師は、ゆるぎない評価の基準を持つべきです。
評価の基準がないとき、人は堕落します。
社会も団体も企業も国家も腐ります。
腐臭は、いつしか多くの人々に気づかれるほどになります。
教師にとっての教育実践の評価の基準、それは次の二つです。
第一は、子どもの事実です。
とりわけ勉強ができなかった子が向上したという事実です。
第二は、教師自身の魂をゆさぶるような、腹の底までズシーンとくるような手ごたえです。
評価の基準があることで、人は努力の方向を確信し、それを確かめ、ふりかえり、時には反省し、前進の勇気を持てるのです。
評価の基準をもたない人は、組織は、腐り朽ち果てていくのです。
(教育トークライン2001年4月190号)