現在、横浜の先生が運営している
「語りML」
に登録している。
全国の先生方が日々の実践の中で生み出した「語り」を共有するMLである。
よくこのMLの学びを学級通信へ掲載することがある。
明日、配布予定の学級通信「TWO-WAY」127号もその一つである。
同じ時間、勉強をしていても賢くなる、差がでるのはなぜでしょうか。
一つの原因が「もう一歩のがんばりを自分で選べているかどうか」だと思っています。
どういうことでしょうか。例えば、漢字練習。
約5分間で4つの漢字を練習します。指書きをして、なぞりがきをして、うつし書きをして、4つとも書けたらもってきますね。
ノルマとしては、これでOKです。
でも、早くできた人は、ノートに習った漢字を書いてさらに練習に励みます。
ここで大きく二つの考えにわかれるはずです。
A 5分ちょうどで、ノルマの4つの漢字ができたらいいや。
B ノルマ4つを終えるなんて当たり前。ノートにたくさん書いたり、指書
きをして確実に覚えよう。
さて、みなさんはどちらの考えですか。そして、どちらの方が漢字を覚えていくと思いますか。
これは、Bですよね。でも、このBの中にさらに2種類の人がいるのです。
A みんなよりだいぶノートに書けたらこれぐらいでいいや。
ちょっと休もう。
B みんなより書けているけど、まだまだできる。がんばろう。
Bの人のような考えを持っている人が自分の限界を少しずつ超えていき、成長していく人なのです。(Aの人でも十分立派なのでいいと思います。)
いつもBの考えをもつのも大変ですが、いつもAの考えをもつのはよくありません。なぜなら、他の人より優れていたらそれでいいやと満足するくせがつき、大人になっても努力することが減りぞうだからです。
それはあまりにもったいないです。先生は思います。
努力の量や成績が人より高いことより。
前の自分より、努力の量を増やしたり、前の自分より成績を高めようとしたりする行動の方が大事だということです。
子どものころから自分の限界を超えることにチャレンジする人は、大人になってもチャレンジし続けやすいです。
チャレンジをする。このことは、極めて大事なことでぜひとも習慣化してほしいです。そして、成長していってほしいです。
ここまでが引用です。
そこに、現在の学級の状況に合わせて付け加えます。
この文章は、大阪の山本先生から教えてもらった文章です。
漢字スキルの学習については、同じことが言えます。私が思ったことは、
「日記」です。
日々行っている日記に対してどのように取り組んでいるか、そこに注目してみました。
A とりあえず毎日、書けばいい。
B 長く長く書こう。
Aは4,5月の段階です。この段階では、「書くことの習慣化」が一番の目的です。でも、いつまでもこの段階では成長がストップしてしまいます。
そこで、Bの段階です。長く書くことを意識します。毎日、とりあえず長く書くことを意識して鉛筆を走らせます。(世菜さんが実践しています)もちろん、事情があり、時々、短くなることもあります。それでも、「長く書こう」と努力を続ける人です。
Bの人はさらに2タイプに分けられます。
A 毎日、長く書けたからいい。
B 今日は、〇〇について書いてみよう。
Aも評価できます。しかし、「挑戦」という視点で見ると、伸びるのはBのタイプです。「今日は、〇〇について書いてみよう」の中には、「楽しむ」ことが見えます。また、「書くこと」を集める姿勢が見えます。すると、自然に文の中に「ストーリー作文」や「五感を使った表現」、「考え」が見えてくるのです。そこには、山本先生が書いている「チャレンジする習慣」が見えるのです。
まだ、いやいやながら書いている子もいるかと思います。そんな中でも、日々の努力をずっと続けてきた人は、7月半ばで「日記100回」を越えます。努力曲線で言うと「グーンと伸びる」時期です。その伸びは、どれだけ日々、挑戦してきたかでちがうはずです。
PS このような語りを学級通信に掲載したからといって、すぐに学級が変化するわけではない。
ボクシングのジャブのように、徐々に効いてくる。
この動きを作るのが学級の先頭集団である。
今は、その先頭集団をどんどん引っ張る(紹介する)時期である。