雨の日の体育の授業。
「先生、今日の体育はどうするんですか?」
朝からひっきりなしに聞いてくる。
男子はもちろんである。
しかし、自学級はちがう。
女子も聞きに来るのである。
運動の苦手な子も気になる。
なぜか・・・・
きちんと4月の段階で布石を打っているからである。
「体育の授業で気をつけることが二つあります。
一つは、できない子ができるようになるために努力できるのが体育の授業なのです。
例えば、とび箱が跳べない人がいるかもしれません。
それが跳べるようになるのが体育なのです。
跳べるようになるため、できるようになるためには、やはりやってみなければいけません。
その努力をするのが、体育の授業なのです。
もう一つは、みんなが楽しむのが体育の授業なのです。
運動の得意な子だけじゃyなく、苦手な子も、男子も女子もみんなが楽しむのが体育の授業なのです。
だから、先生の体育では、よく特別ルールをつくります。
例えば、サッカーの得点。
男子がゴールしたら1点です。
女子がゴールしたら・・・・
100点です。
なぜか、多くの女子はサッカーが苦手です。
その女子が楽しいと感じるためには、特別ルールが必要だからです。」
というような話を毎年、行っている。
だから、体育の授業では当たり前のように、
「男女がともに楽しい」ことを前提として授業が進む。
そこには、男子の思いやりが生まれる。
先日、体育ではないが、休み時間に行った
「ドッチボール」
でのこと。
近くにいた女子に男子が両手でポンとボールを当てた。
普段なら1mの距離にいる児童にも思い切り投げつける児童がである。
女子もすぐには気付かない。
だから、担任があとで話すのである。
「やっぱり、思いやりのある男子はいい。
近くにいる女子にボール当てるとき、やさしくポンとボールを投げて、さっと入って行った。
そんな思いやりができる男子がうちのクラスにいることがすばらしい。」
あえて、名前は出さない。
でも、関係した児童は知っている。
そんな学級にするためにも4月の語りが重要である。