皆様、一昨日のサマーセミナー、ありがとうございました。
未だ、熱が冷めやらないというお声もいただきます。
私もです。
コロナの様子をみながら、全国の仲間ともっと直接語り合いたい。
全国に出かけていって熱を分かち合いたい。
そう強く思いました。
1 さて、最後の私の講演で次のことに触れました。
1)向山洋一氏が1984年に「教育技術の法則化運動」を発祥させました。
2)日本の教育方法史に明記される歴史的な出来事でした。
3)その運動を全国に広げていった向山氏と先人たちの汗の上に今の私たちがあります。
4)同じく向山氏の優れた実践から40年近くにわたって私たちは学び続けてきました。
5)つまり、向山氏がいなければ、こうしたセミナーもサークルも、すべて存在しなかったわけです。
6)こうしたことに感謝しつつ、
私たち次の世代はTOSSの研究を新しい地平へとつなげていきたいと思います。
そのための手がかりについても講演では触れました。
2 向山氏はいつも「全国の仲間たち」を大切にしてくれます。
無名の若い人が本を出版する。
セミナーに講師として登壇する。
そんな状況は30年前まで全く存在しなかったのです。
絶対にありえないことでした。
そうした構造を向山氏は破壊し、熱心に学ぶ若手に道を切り開きました。
たくさんの機会を氏はつくっていったのです。
向山氏は当時から、全国で出会った私たちへの感謝の気持ちさえ表現して下さっていました。
でも、感謝すべきは私たちのほうだと、私は思っています。
3 私も若い頃から数多くのTOSSセミナーを事務局として運営してきました。
長谷川氏が書いています。
https://sns.toss-online.com/u/hirobing/6fzismct6gsizh
「セミナーひとつとっても、私達が講師として扱っていることはTOSS、向山先生からの学びそのものではありませんか。そもそもTOSSの看板がなければセミナーすら開けませんし、開いても参加者は集まりません。」
私も全く同感です。
4 TOSSランド等を構築したり、全国レベルの企画を動かすためには資金が必要です。
全国のTOSSセミナー売上の何%かを集めて組織として活用する話を最初に聞いたのは私の兵庫時代でした。
「当然のことだ」
と思いました。
セミナー等を開いて楽しく学ばせていただいているのは、もともと自分に力があったからではありません。
向山先生をはじめとする先人たちが道を切り開いて下さったからこそです。
みんながTOSSのネットワークでセミナーを開いたら、その売上の数%を出し合って次の運動へとつなげていくことは、とても理にかなっていると思います。
5 ところが、数年前に困ったことがおきました。
全国のセミナーから集めた資金が、一部の担当者によって不正に流用されていた疑いがあったのです。
お金の動きが不透明で、何に使われているのかよく分かりませんでした。
私たちはその全容を解明するために弁護士を通して必死に努力しました。
しかし、その担当者はすべての証拠を事前に完全に破棄しており、全容の解明は極めて困難でした。
6 そうした深い深い反省から、私たちは公益費等を担当者に管理してもらうことをやめました。
すべてのセミナーをNPO主催とし税理士さんによるお金の管理を求めました。
公益費等のすべてのお金の流れはNPOで処理し、すべて税理士さんにみていただいています。
集まったお金は全てTOSSの全国的な活動に使います。
TOSSランド等のオンライン事業、ハイブリッドセミナーへの補助などが検討されています。
いくら集まったのか、何に使うのか、使ったのかも含め、公益費の会計はすべて公開します。
公開は年に一度開かれる「全国サークル代表者会議」(1月)で行います。
7 以上が「TOSS公益費」というお金についての基本的な考え方です。
「中央事務局会議」「全国都道府県・代表者会議」等ではお伝えしてきたつもりですが、このSNSの皆さんにも直接知っていただいた方がよいと考え、ここに書きました。
8 別件です。
各セミナー事務局等には、TOSSセミナーの「講師料の目安」も示しています。
これは、「この金額を払わなければならない」ということではありません。
逆です。
「これより高い金額は払わない」
ということなのです。
というのは、あり得ないと思えるほど高額の講師料をとっているTOSSの講師先生が実際にいるというお話をかつて聞いたからです。
TOSSで講師料が一番高いのは、当然のことながら向山最高顧問です。
それより高い講師料を私たちがとるなんてありえません。
9 集まってくださった参加者の数や、セミナーの運営方法等によっても会計は変わります。
その都度、講師先生に相談し、適切な講師料をあらかじめ定めていただきたいと思います。
その際の「最高限度額」の目安を示しているわけです。
それでも、TOSSセミナーの講師料は、世間一般の講師料と比較して高額だと思います。
副業届けや確定申告等、講師の先生方と事務局は、適切に処理していただければと思います。
以上、長々と申し上げました。
文章はまどろっこしいですね。
早く、みなさんと各地で出会い、酒などいただきながら、直接語り合いたいです。
その日が早くやってきますように。