サマーの学びを終えて
羽田空港ロビーにて、、、
今年もサマーセミナーに
やってきた。
3日間。
向山型算数セミナー
に始まり、
サマーセミナー
特別支援・ライフスキルセミナー
で終了。
以前なら、
「学んだだけ」
で満足していた。
ここ数年、
「資料に目を通すこと」
「赤で書き込みを入れること」
を課題にしている。
今年度になり、やっと
「算数の単元テスト平均90点」
を超えるようになった。
(5/6単元で達成)
向山型算数セミナー
に参加し7,8回になる。
やっと、ここまで来た。
やはり、
「学び」+」「継続」
である。
その中で今回のセミナーで
映像の紹介があった。
「第1回向山型算数セミナー」
である。
向山先生から
「向山型算数とは」
ということでお話があった。
これまで書籍で読んだことがある内容だった。
おそらく20年前の映像であるが、
ブレがない。
今回、そこで紹介された
向山型算数8つの原則に
ついて考える。
1 教室に列を作らない
列を作る前に、
ノートの丸つけはどうしているだろうか。
先日、サマースクールでは
「教師が丸つけに行く」
様子が見られた。
教師の優しさである。
しかし、
何人もの教師がいるのであれば、
問題はない。
しかし、通常学級で考えた時、
その後のトラブルが予想される。
何人もの手が挙がる
↓
教師が丸つけに追われる。
↓
丸を待つ子、丸つけ終わった子が
おしゃべりを始める。
だからこそ、
「児童が丸つけに持ってくる」
のである。
その中で、列ができる。
同じことである。
列の後方でおしゃべりが
始まる。
「長い列の後ろには学級崩壊の亡霊が見える」
と話された先生がいた。
丸つけをしながら
「説明をする」
優しさである。
しかし、そのせいで、
教室に列が生まれる。
列とともにおしゃべりが始まり、
教師の注意が始まる。
だからこそ、
教室に列をつくらない
のである。
そのために次の原則も
必要である。
2 3問目から丸つけを
「3問目までできたら、持っていらっしゃい。」
の指示である。
「1問目」
ならば、みんなできるので
「列」が生まれる。
3問目ならば
速い遅いの差が生まれる。
その中で丸つけをする。
また、ここで丸をつけるのは、
「3問目だけ」
である。
他の問題の確認をしてしまうと、
速くできた児童には
「できた感」
とともにおしゃべりが生まれる。
空白禁止である。
3問目以外は板書で確認する。
だからこそ、
「緊張感」が持続し、
空白を生みださずにすむのである。
3 丸つけは赤鉛筆が一番速い
丸つけをする際、
赤鉛筆5~6本
準備する。
それをさっさっと使い、
丸つけを行う。
やはり、鉛筆の
「柔らかさ」
がある。そのため、
紙の上で鉛筆が走る。
ペンでは微妙にひっかかりが
あるのだ。
それもあるが、
「色」
である。これは実物でなければ難しい。
見比べてほしい。
やっぱり、
赤ペン<赤鉛筆
の方が優しいのである。
また、こんな意見も聞いた。
(ライフスキルセミナーにて)
「赤鉛筆を嫌がる子がいる」
という実践発表があった。
そこへ岡山の小野先生から次の指摘があった。
①赤鉛筆はどれくらい濃さで書いたか。
②赤鉛筆で書く前に確認したか。
・・・・・
「赤鉛筆」
に対して、こだわって試してみたかである。
これは、
出来ない子
苦手な子に
「赤鉛筆をなぞらせる」
指導であるが、そこでも
「赤ペン」
では無理である。
ぜひ、お試しを!!
4 間違いを説明しない
教師は説明が好きである。
ただ、
「すればするほど」
子どもは
「わからなくなる。」
少なくとも私の場合は
そうである。
それよりも、ノートに
「×」
をつけ、やり直させる。
もちろん、配慮が必要な児童なら
別の対応もあるだろうが、
この子が達成する
「喜び」
を奪ってはいけない。
5 個別指導に時間を取らない
教師は、優しい。
机間指導をする。
すると、
「できない子」
を見つける。すると、
説明を始める。
なかなか、理解できないと
しゃべみこんでつきっきりで
説明を行う。
間違いなく「いい先生」
である。
しかし、もしかすると、
「できない子」
であることをアピールする
ことになっているかもしれない。。
周りの子に対して
説明してもらっている子が
「いやだな」
と感じてしまうかもしれない。
そうなると、
「算数嫌い」
となってしまう。
出来ていないならば、
「赤鉛筆で続きを書く。」
「赤鉛筆で答えを書く。」
そこから、学習に追いつかせる。
そうやって、
「算数ができる」
と思わせることが大切である。
6 1時間のうちに1回は丸をつける
教師の丸は大きな力を持つ。
やっぱり、「丸をもらう」と
嬉しいのである。
だからこそ、
1時間に1回は丸をつける
事が必要である。
黒板の答えを写してもいい。
それでも、
「丸をもらう」
ことには大きな意味がある。
そうすることで、算数の興味が高まる。
すると、もしかすると、
「早く丸をもらって、黒板に書きたい」
となるかもしれない。
できない子が
「できるようになる」
ために、教師の励ましとなる
「丸つけ」
が必要となる。
7 教科書の問題すべてがノートに書かれている
教科書の問題すべてとは
例題
類題
練習問題
のすべてである。
時には、
教科書に書き込むこともある。
「すべての問題」
を授業で扱うということである。
ここには、扱うだけでなく、
向山型算数のもう一つの要素である
「教科書チェック」
も含まれている。
解いた問題に印をつける。
できた →\
間違った →✔
写した →△
の印である。
教科書を一目見るだけで、
自分の
できる・できない
がわかる仕組みである。
学習方法である。
その学習方法を身に付けさせるのも
向山型算数である。
8 評価の基準は子どもの事実だけである。
「めあてを書きなさい。」
「ふりかえりを書かせなさい。」
研究授業を行うと、
こんな指導が入る。
しかし、そこに
「根拠」
がない。
向山型算数では、子どもの
「わかった」
「できた」
を基準にする。
「テストの平均点が90点以上になった」
ことを基準にする。
その事実だけが、
指導法のよさを示している。
PS えらそうに書いているが、
「算数の学級平均90点」
を達成できるようになったのは
今年度からである。
昨年度までは、80点台、悪い時は
70点台をさまよっていた。
何があったのか?
特別なことはしていない。
向山型算数を学び続けた
だけである。
毎年、向山型算数のセミナーに
参加しし続けた
だけである。