これまで6年生を担任することが多かった。
昨年も6年生を担任させてもらった。
卒業式前後によく、教え子から手紙をもらう。
メールではなく、手紙である。
多くの手紙をいただき、そのすべてファイルしてきた。
昨年もらった女子からの手紙である。
保先生へ
保先生、今まで1年間ありがとうございました!
この一年は、すごく楽しくて、すごく短く感じました!
私は、そんなに先生(他の)とは話さなくて、少しだけ1人でなやんだときがあります。
ですが、先生は、私達の顔を、心を見てくれるよう気づいて、話しかけてくれる優しい先生でした。
私は何でも話してくれる稲嶺保先生が大好きでした。
保先生と6年1組がバラバラになり、会えるなくなったりすることは、私にとって、ものすごくさびしく、ものすごく悲しいです。
○ちゃんや△△さんは、クラスを盛り上げてくれて、□□さんや◇◇さんや○○さんは、クラスをまとめてくれる存在でした。
保先生は、優しく、面白く、一緒にいたらすごく楽しいです。
いつまでも「6年2組」という言葉を忘れないでください。
私達を、私を忘れないでください。
先生、一年間すごく幸せでした。
いつまでも、がんばれ!
6年2組 ◇番 ○○ ○○
封筒には、
「いつまでも私の目標です」
と書かれていた。
卒業という大きな節目ということもあるが、12歳の少女の
「精一杯の感謝の気持ち」
があふれている。
これが、「メール」ではなく、手書きの「手紙」で残るのである。
私は、そこまで言われるほどの価値ある教師ではない。
でも、この手紙のおかげで、「価値ある教師」になるために努力できるのである。
それが、私の17年間の教師人生を支えてくれている。
「手紙」
は、そんな力を持っているのである。
そんな手紙文化を伝えるセミナーが6月に開催される。
6月18日(土)
私も毎年、「手紙」の授業を行っている。
そのよさを伝えられるのは、教師だけである。
ぜひ、ご参加ください。
PS:ちなみに先ほどのような手紙をずっとファイリングしている。
教育実習、補充の時期も含め18年になる。
これを「元気が出るファイル」と勝手に読んでいる。
もしも、苦しい時期が来た時に読み返すのである。
又は、教え子の披露宴に招かれた時のネタに使うために。(笑)