ネコブセンチュウ
診断のポイント
診断のポイント
・根の内部に侵入して寄生し、根にコブを形成して水分の吸い上げを妨げる。
・株全体の生育が悪くなり、葉がしおれる。症状が進むと葉が黄化し、枯れ上がる。
・土壌中のネコブセンチュウ密度が高い場合は、発芽後まもなく枯死する。
・雌成虫は体長0.5~1mmの洋梨形、雄成虫は体長1~2mmのウナギ状である。
発生生態
発生生態
・卵や植物根に寄生した成虫や幼虫で越冬し、地温が10°C位になると活動を始める。
・夏から秋にかけての被害が大きい。
・広食性で多くの植物に寄生する。