キスジノミハムシ

診断のポイント

・成虫は葉を食害し、葉が生長すると食害痕が大きくなり、点々と穴があいたようになる。

・幼虫は根を食害し、褐色の食害痕が点々と生じる。食害が激しい時は、表皮がざらざらしたサメ肌状になる。また、根部の肥大に伴って食害痕が不規則なくぼみとなって残る。

発生生態

・成虫・幼虫とも春から秋まで活動し、発生が多いのは6~8月である。

・アブラナ科野菜を連作すると幼虫が土中に残って多発する。

・ダイコンのほか、ハクサイ・コマツナなどのアブラナ科野菜で発生する。