萎縮病

診断のポイント

・モザイク型と黄化型の 2 種類がある。

・モザイク型:葉が凹凸になって、波状になる。生育は止まって、株が萎縮し、下葉が枯れてくる。

・黄化型:若い葉に、黄緑色の条斑ができ、萎縮して生育不良となる。モザイク型よりも発生は少ない。

発生生態

・ウイルスによる病害で、主にモモアカアブラムシによって媒介される。種子伝染や土壌伝染はしない。

・罹病株を加害した有翅アブラムシが、苗床へ飛来して媒介する。

・感染する時期は、有翅アブラムシの飛来が多い4~6月で、ネギが小さいほど感染しやすい。