縞葉枯病・ヒメトビウンカ

診断のポイント

・初期は芯葉が黄白色になり、こよりのように巻いて垂れる(ユウレイ症状)。

・葉に縦縞が現れる。

・穂の先がいつまでも葉鞘から離れなかったり、奇形穂になったりする。

・初期に発病すると枯死株となり、被害が多きく、分けつ期以降は枯れないが、稔実不良となる。

・抵抗性品種を栽培する。

・ヒメトビウンカを防除する。

発生生態

・ヒメトビウンカによって媒介されるウィルス病である。

・ウィルスはヒメトビウンカによって経卵伝染し、半永続的に伝搬される。

・このウィルスを持った虫(保毒虫)が多いと発病も多くなる。