モモシンクイガ

診断のポイント

・果実の表面に産卵し、ふ化した幼虫が果実に食入して加害する

発生生態

・老熟幼虫が果実から脱出し、土壌中で冬繭を作って越冬する。春になると、ただちに夏繭を作り、蛹化する。

・夏繭から成虫が飛び立つのは、6 月下旬~9 月上旬で、個体によりばらばらである。

・休眠の浅い系統は、年 2 回の世代交代をするが、深い系統は、年 1 回の発生となる。

・年 2 回発生する系統は、老熟幼虫が土壌中で夏繭を作り、年 1 回の系統は、冬繭を作る。