輪斑病

診断のポイント

・葉、葉柄、ランナーに発生する。

・葉では、はじめ赤紫色の小斑点を生じる。斑点は、拡大すると中心部はえ死して紫褐色に変わる。

・病斑が葉の縁に及ぶと、くさび状の大型病斑となり、葉は枯れ上がる。

・古い病斑上には小黒点(柄子殻)をまばらに生じる。

・葉柄やランナーには、赤紫色のややへこんだ病斑を生じる。

発生生態

・ 病原菌は、糸状菌の一種で、被害葉上の柄子殻で越冬する。

・翌夏、柄子殻から胞子を飛散して伝染する。

・梅雨期から9月の高温と降雨によってまん延する。