黒星病

診断のポイント

・枝と果実に発生する。新梢には、淡褐色で円形の病斑を生じる。春になると灰色に変化し、中心付近に小さな黒点が多数見える。

・果実は 5 月上旬頃から発病する。黒緑色で直径 2~3 mm の円形病斑を生じ、ひどい時はひび割れする。発病のピークは 6 月である。

発生生態

・病原菌は、モモの黒星病と同じ不完全菌類の糸状菌で、生育適温は 18~24°Cである。

・5~6 月の気温が高くて降雨の多い年に、発生が多く、発生時期も早い。