すす紋病

診断のポイント

・葉に紡錘形で、初めは暗緑色水浸状、後に灰白色の大型病斑を形成する。

・病斑は、小さくても5cm程度で、10cm以上となることが多く、収穫前には全葉が枯死することもある。

・古い病斑の表面には、すす状のカビを密生する。

発生生態

・病原菌は、糸状菌の一種で子のう菌類に属する。

・被害植物残さ上で生存した病原菌が伝染源となり、胞子によって伝搬する。