ハダニ類

診断のポイント

・ナミハダニ(赤色型)、ナミハダニ(黄緑型)、カンザワハダニが寄生し、特にナミハダニ(黄緑型)の発生が多い。

・発生初期は、下葉の裏側に数頭ずつ固まって寄生している。食害痕は、葉表から見ると、白色の斑点が多数認められる。

・多発すると、葉にクモの巣を張ったようになる。次第に株全体が衰弱し、枯死する。

・開花期に多発すると、品質や収量に与える被害が大きい。

発生生態

・高温、乾燥条件では、10日程度で卵から成虫になり、年間の発生回数は多い。

・年間を通して寄生し、移動が早い。