うどんこ病
診断のポイント
診断のポイント
・新芽、新しい茎、葉柄、蕾に発生し、古い葉よりも若い葉での発生が多
い。
・はじめ白いかびが発生し、小さな斑点ができる。それが大きくなって、うどん粉をまぶしたようになる。白い粉が落ちた所は、灰色に変わる。
・葉が奇形になったり、蕾のまま開花しなかったり、幼枝がねじれたりするなど、正常な生育が著しく妨げられる。
発生生態
発生生態
・病原菌は糸状菌で、空気伝染する。
・発病に適した温度は 17~25°Cで、湿度は 23~99 %と幅広い。
・発生期は、露地栽培で 5~6 月と秋、ハウス栽培では夏の高温期を除いた周年である。
・窒素質肥料の多施用は、発病を助長する。