ネキリムシ類

診断のポイント

・生育初期の株の葉が株元から切り取られて食われる。食われ残った葉は地面に落ちてしなびる。地際を切り取られた場合は欠株になる。

・幼虫は夜行性で、昼間は土中に潜っている。

・体色は暗灰色で、体長4cm。土から掘り出すと体を丸める習性がある。

発生生態

・年に3~4回発生し、幼虫で越冬する。

・成虫は雑草や栽培植物の地際の古い葉や枯葉に1〜2個ずつ産卵する。

・ハクサイ・ダイコン・ネギなど、さまざまな野菜や花で発生する。

・雑草もよく食べるので、草地を畑にした直後に多発しやすい。