ギンモンハモグリガ

診断のポイント

・幼虫が、新梢先端の柔らかい葉の内部に食入し、線状の潜孔を形成する。

・幼虫の齢が進むと、潜孔から脱出し、糸をはいて下垂する。別の葉に移って、葉の裏側にハンモック状の繭を作り、蛹化する。

発生生態

・交尾を終えた雌成虫だけが越冬し、年 6~7 回の発生がみられる。

・越冬した世代が飛来する早春には、葉が柔らかいことから、すべての葉が産卵の対象になる。

・第 2 世代以降の産卵は、徒長枝や二次伸長枝の先端の若い葉のみに限られる。