ハスモンヨトウ

診断のポイント

・幼虫は体長10~40mm程度、体色は灰色~黒褐色まで変化に富む。中齢幼虫以降になると頭部後方に2つの黒紋がみられる。

・若齢幼虫は葉の表層だけを食害し、中齢幼虫以降では葉肉を深く食害するので食害部が白く透けて見えるようになり、網目状となる。

・通常、日中は葉裏にかくれ、夜間活動するが、サトイモでは老齢幼虫が葉表で集団で食害することも多い。

発生生態

・被害が目につくようになるのは7~8月で9~10月に多発する。

・梅雨明けが早く7月下旬に降雨が少なく、好天に恵まれた年には夏、秋の発生が多くなる。