ハスモンヨトウ

診断のポイント

・苗の新葉を食害する。ハウス内に定植以降も、新葉、新芽、花蕾、果実を食害する。

・成虫は、昼間葉裏や物陰で動かない。卵は、主に葉裏で見られる。小さい幼虫は、葉裏に固まっている。

発生生態

・幼虫が8月頃発生し、9~10月は発生が多い。加温ハウス内では、冬期も活動する。

・幼虫が成長すると、日中は葉裏や地際に潜み、主に夜間活動する。

・産卵場所は葉裏で、塊状に産み付ける。蛹は土壌中で生存する。夏期の幼虫期間は15~20日、蛹期間は7~9日である。

・雑食性で、年により大発生することがある。