青枯病

診断のポイント

・はじめ日中、急に水分を失ったように株全体がしおれる。曇天日や朝夕の涼しい時は回復するが、後にしおれたままとなり、いわゆる青枯れ症状となり、最後には枯死する。

・発病株の根や茎を切断してみると維管束が褐変している。維管束が褐変した茎の切り口を水に浸けると白汁が流れ出す。

発生生態

・土壌伝染する。

・夏季高温になると発生しやすく、地温が20°Cを越えると症状が激しくなる。

・多湿土壌で発生しやすい。

・トマトのほかナス、ピーマン、ジャガイモなどのナス科植物の被害が大きい。