コナガ

診断のポイント

・葉裏から葉肉を食害し、表皮を残す。不規則に小さく食害するため、多数の穴があく。

・食害葉をたたくと、体長7~8mmの小さな緑色の幼虫が、葉裏から糸を引いて落下する。幼虫は、刺激を与えると激しく動く。

・葉裏に、長さ1cm程度の薄い繭があり、その中に淡緑色もしくは淡褐色の蛹がいる。

・黒い粉のような小さい糞がある。

・成虫は体長6~7.5mm、体色は灰褐色で翅をたたむと白い菱形の模様が現れる。

発生生態

・気温によって異なるが、15~40日で一世代を経過しする。

・幼虫は、常時葉裏に生息する。

・春から初夏にかけて、特に発生が多い。