褐色腐敗病
診断のポイント
診断のポイント
・ 主に果実に発生する。
・ はじめに淡褐色~褐色のへこんだ病斑ができ、多湿時には白色粉状のカビを生じる。やがて、果実は軟化し腐敗する。
・ 収穫後の果実にも発病し、輸送中に箱の中で広がったり、店頭で腐敗したりすることもある。
発生生態
発生生態
・ 主に露地栽培で発生し、梅雨期や夏から秋にかけて降雨が多い時期に多発する。
・ 病原菌は、発病果実 などとともに土壌中に残り伝染源となる。
・ 土壌が多湿条件で発病が多くなる。
・ 降雨やかん水によって病原菌が水滴とともに跳ね上がり感染する。
・ 病原菌はトマト、ピーマン、キュウリ、スイカ、カボチャなどにも寄生する。