オオタバコガ

診断のポイント

・若齢幼虫が、新芽や葉を食害し、円形~楕円形の穴をあける。

・中~老齢幼虫は、茎や果実の中に食入し、枝折れや果実への直接の被害を発生させる。

・食入された茎や果実表面には、丸い穴があく。

発生生態

・成虫は6~10月を中心に3~4回発生するが、夏から秋の発生量が多くなる。

・25°Cでは、卵から成虫になるまで約36日(卵:約3日、幼虫:約20日、蛹:約13日)かかる。

・卵は、卵塊ではなく1卵ずつ産みつけられ、幼虫は作物内に潜り込む性質が強い。