アブラムシ類

診断のポイント

・モモアカアブラムシ:体長 1~2mm、赤褐色または黄緑色、体の後ろが尖った虫。

・ワタアブラムシ:体長 1mm 程度、黄色または黒~黒緑色、体の後ろが尖らない虫。

・葉裏に群れて寄生し、吸汁する。

・寄生が多い場合には、下葉に脱皮殻や粘った排泄物を落とし汚くなる。

・すす病を併発し葉が黒くなり、早期に黄化・倒伏する。

発生生態

・圃場での発生はワタアブラムシが主体である。平年では、7 月中旬から寄生が始まり、8 月下旬~9 月上旬頃が発生盛期となる。

・翅のあるアブラムシによりウイルス病を媒介する。