ハダニ類
診断のポイント
診断のポイント
・カンザワハダニ、ナミハダニなど数種が寄生する。
・主に葉に寄生して汁液を吸い、葉に白い斑点を発生する。
・多発するとカスリ状の斑点が葉全体に見られ、やがて黄化して枯死する。
・大量に発生するとクモの巣状に糸を張りめぐらす。
・成虫の体長は 0.5mm 前後で、体色は暗赤色(カンザワハダニ)や淡黄緑色(ナミハダニ)など種によって異なる。
発生生態
発生生態
・卵から成虫になるまでの期間は 25°Cでは約 10 日で、1雌が 100~150 個程度産卵する。
・野菜、花き、果樹のほか雑草にも寄生して増殖する。
・高温乾燥条件で多発する。