カメムシ類
診断のポイント
診断のポイント
・クサギカメムシ、チャバネアオカメムシ、アオクサカメムシなどの発生が多い。
・果実を吸汁加害する。幼果期の被害では、被害部がくぼみ、陥没症状となる。
・夏期に被害を受けたものは、被害部の果肉がスポンジ状となり、吸汁加害後間もない頃にあめ状の汁を出す。
発生生態
発生生態
・リンゴ園への飛来は、6 月中旬から始まり、7 月中旬~8 月下旬に最も多くなる。
・その後、8 月下旬には少なくなる傾向がある。
・スギ、ヒノキの球果着果量、越冬数、天敵昆虫数などが関連して、発生量が変動する。