ミカンキイロアザミウマ

診断のポイント

・花弁、蕾、新葉などに寄生し、吸汁加害する。

・特に、蕾内に侵入して加害すると、開花時に花弁が奇形となり、商品性を著しく下げるようになる。

発生生態

・北アメリカを原産とする広食性の害虫であり、温室内で、ほとんどの植物に寄生する。

・卵は、葉、花弁などの表皮組織内に産み付けられる。

・25~30°Cの気温条件で、最もよく繁殖する。

・成虫の飛翔能力は低く、自力で長距離移動することはない。