ホモプシス根腐病

診断のポイント

・発生初期は、葉が日中だけ生気を失ってしおれ、次第に朝晩もしおれるようになる。

・病勢が進むと、しおれが激しくなり、下葉が黄化し草勢が低下する。

・発病後期の根表面には、微小の黒点症状が生じる。

発生生態

・ウリ科作物だけ特異的に寄生する。生育適温は24~28°Cであるが、発病に適した地温は15~20°Cとやや低い。

・被害根に多数の微小菌核様菌糸塊を作り、これから生じた菌糸が次作の根から侵入する。

・カボチャ台木への接木栽培で多く、自根栽培では少ない。