タネバエ

診断のポイント

・幼虫が播種後間もない種子や発芽したばかりの苗の地際部を食害し、萌芽不良を起こす。

・生育途中の根が食害されると、表皮に溝状の食害痕や食入孔が残る。

発生生態

・成虫は耕起後の湿り気のある畑に好んで集まり、土塊の隙間に産卵する。

・未熟な堆肥などの有機物を施用すると成虫が集まりやすくなり、幼虫が多発する傾向がある。