ネギコガ

診断のポイント

・幼虫が葉の内側から葉肉を食害し、小白点や蛇行した線状の白斑となる。

・発生が多い場合は、葉全体が白化・枯死する。

・幼虫は、体長7~8mmで、淡緑色に褐色の縞があり、細い毛がまばらに生える。

・幼虫は老熟すると、葉の上にレース状の繭を作り蛹になる。

発生生態

・早春に成虫が現れ、気温が上昇してくると、ネギの葉に点々と産卵し始める。

・4~11月に発生するが、発生の多い時期は6~10月である。

・1世代は30~40日で年間10回前後発生する。

・ネギ属の植物のみを食害する。