コウモリガ
診断のポイント
診断のポイント
・幼虫が茎に食入し、髄部をトンネル状に食害する。
・食入痕からは木屑が排出され、被害株はその部分から折れやすくなる。
・幼虫の頭部は丸く大きく褐色で、体は黄白色であり、全体にしわ状の隆起がある。
発生生態
発生生態
・卵で越冬し、5月頃孵化し、アスパラガス茎内食入後は一部は秋に成虫となる。
・アスパラガスから木本へさらに移動した個体は幼虫で越冬し、次年夏~秋に成虫となる。
・成虫は夏~秋の夕暮れから飛翔し、雌は低空を飛びながら地表に卵をばらばらに産み落とす。