ワタアブラムシ

診断のポイント

・主として、ワタアブラムシが寄生し、花茎先端部に集中して群生している。

・寄生が多いと、排泄物によりすす病が発生し、外観が悪くなって、商品価値が劣るようになる。

・吸汁による直接被害を与え、ウイルス病の原因となるウイルスを媒介する。

発生生態

・3 月から飛来が始まる。そのピークは、春期と秋期の 2 回ある。

・飛来数は、春期のピークが秋期の 2.5~10 倍である。

・飛来のピークは、春期の気温上昇が早い地域ほど早くなる。