オオタバコガ

診断のポイント

・幼虫が新芽を食害するため、芯止まりとなったり、展開してくる葉が穴だらけになったりする。

・蕾が食害されると花弁を食い荒らし、被害が著しくなる。

・幼虫は食害と移動を繰り返すため、発生が少なくても被害が大きい。

・老熟幼虫は体長 40 mm位で、体色は緑色から褐色までさまざまである。

発生生態

・寄主範囲が広く、多くの野菜や花きを加害する。

・成虫は6月から 10 月を中心に3~4回発生する。

・卵は新芽や蕾などに1卵ずつ産みつけられ、雌1頭あたり 400~700個程度産卵する。

・卵から成虫までの期間は、25°Cで 36 日前後である。